Q0460000

メカトロニクスI

Mechatronics 1

開講部

システム工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授米田隆志この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

 近年の機械システムを考える時に欠かすことの出来ないメカトロニクス技術の基礎を学ぶ。具体的にはモータの位置決め制御を題材として、これに必要となるメカニカル機構、電気・電子回路の基礎を学ぶと共に、実際のメカトロニクス機器に応用されている制御手法等を紹介する。
 メカトロニクスとはメカニカル(またはメカニズム)とエレクトロニクスの2つの言葉を足して日本で作られた造語であるが、現在では世界中で通用する。その意味するところは、機械を動かすのに電気・電子またはコンピュータの力をいかに応用するかである。機械のもつメカニカルパワーをいかにして最大限まで出すことができるかの手法について基礎を学ぶ。

授業内容

1.メカトロニクス概要
2.メカトロニクス要素(メカニズム)
3.メカトロニクス要素(アクチュエータ)
4.メカトロニクス要素(センサ)
5.メカトロニクス要素(コンピュータ)
6.メカトロニクス機構設計1
7.メカトロニクス機構設計2
8.電気・電子回路の基礎
9.コンピュータインターフェース
10.デジタル制御の基礎
11.偏差とPID制御
12.PID制御プログラム
13. 多軸制御
14. メカトロニクスシステム例
15. 期末試験

評価方法

毎回の小テスト(30%)と期末試験(70%)の結果により評価する。

教科書

「メカトロニクス入門」土屋・深谷著(森北出版)

備考

履修前に修得を希望する科目:制御工学I

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:08 JST 2012