Q2640500

創生設計

Inventive and Creative Design

開講部

システム工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授岡村宏この授業の2008年度のアンケートを参照
教授長谷川浩志この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

製品開発の上流プロセスを体験してもらう目的で、市場調査、市場からのニーズ分析、企画立案を行い、そのイメージデザインによる開発設計を実施する。ここでは、ユニバーサルデザイン、リバースエンジニアリング、三次元CAD( Computer Aided Design )の手法を導入する。更に、提案されるデザインをコンピュータ上で作業するデジタルエンジニアリングを用いて、ビジュア ルシンキングと機能の予測計算を行うシンキングCAE、 ( Computer Aided Engineering )を組合わせて、付加価値の高いものづくりを体験する。この授業とリンクしている創生設計演習と組み合わせて,具体的事例を課題とし、質の高い開発設計の提案を目指す体験につなげてもらう。

授業内容

1.ガイダンス‥開発設計での機械応用設計とは?
2.開発設計上流でのものづくりの手法について
3.開発設計の課題発表と演習解説…文房具の企画・開発
4.リバースエンジニアリング説明⇒スケッチ…市販文房具を対象に
5.リバースエンジニアリング演習⇒スケッチ・寸法取り、3D化
6.ユニバーサルデザインの評価法解説…開発チームの結成
7.ユニバーサルデザイン評価グループ討議⇒デザインレビュー
8.品質機能展開の考え方説明
9.品質機能展開による開発構想の設定、企画書の考え方説明
10.品質機能展開表の作成‥グループ作業
11.品質機能展開表・企画書の発表、講評⇒デザインレビュー
12.開発設計プロセスの考え方説明(1)、デジタルエンジニアリング
13.開発設計プロセスの考え方説明(2)、シンキングCAE
14 組立図の作成と全体モデルの予測計算‥3DCAD・CAEで作業
15 発表会‥演習課題の発表と質疑応答⇒デザインレビュー 
 (注)講義のスケジュール・講義数はカレンダーの組合せで変更する場合がある

評価方法

出席状況、小テスト、レポートの結果より総合評価する。

教科書

授業で複数冊を提示する。

備考

習得を希望する科目 材料力学I、II、応用設計・同演習  創生設計演習とペアで履修のこと。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:14 JST 2013