R0020000

環境科学II

Environmental Science 2

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授松村隆この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

環境システム工学は、直面するさまざまな環境問題に対し、システム工学的アプローチを活用することにより解決策を導く学問であり、本講義の目的は、その前提となる環境システムに関する知識を習得することである。具体的には、環境システムを結合している物質及びエネルギーの収支・循環に焦点を当て、環境の構成要素とその変化に関する基礎的な知識を学修する。また、対策設計の基礎となる概念である環境リスクについての講義を行うとともに、環境問題解決に求められる工学的アプローチの基礎についても概説する。

授業内容

1. ガイダンス
2. システムとしての環境
3. 物質収支・循環(1):物質収支の構造と変化
4. 物質収支・循環(2):循環ネットワークと有害物質
5. 物質収支・循環(3):ゼロエミッションと資源化手法
6. エネルギー収支(1):エネルギーの概念
7. エネルギー収支(2):エネルギー変換とエネルギーシステム
8. エネルギー収支(3):エネルギーと環境のかかわり
9. 中間試験 
10. 環境リスク(1):環境リスクの概念
11. 環境リスク(2):環境リスクの評価と管理
12. 環境リスク(3):不確実性の処理とシナリオ分析
13. 環境問題への工学的アプローチ(1):環境構造と変動の検出
14. 環境問題への工学的アプローチ(2):環境の制御・評価・設計
15. 期末試験

評価方法

中間試験及び期末試験を総合的に評価する。出席点を加味する。

教科書

適宜プリントなどを配布する。

備考


環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合100%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:19 JST 2013