R0050700

環境工学実験

Experiment of Environmental Engineering

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

実験
教授三浦昌生この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

○騒音計・照度計・風速計などの計測器によって建築や都市の物理的環境を計測し、データを整理しグラフ化して表現する演習である。
○計測器を用いた環境計測の方法を学ぶとともに、各種データの数値から環境の変動を具体的に把握する。
○この演習を通じて、学生が自分達で考えた計測計画に基づいて大宮キャンパス内外のさまざまな空間の環境を肌で実感し、それを定量化する面白さを知ってほしい。

授業内容

第1週 
くじ引きで2〜3名ずつのチームを組み、計測器の使用方法を理解した上で、チーム内で話し合いながら計測計画を作成する。
第2週
計画に基づいて計測を行った後、計測結果を整理・分析したレポートを作成し、チームごとに一冊のレポートを提出する。
第3週
レポートの講評会を行う。優秀レポートとして選定されたチームは発表を行う。

上記を5回繰り返す。教員がそれぞれの段階でアドバイスする。チーム編成は各課題ごとにくじ引きによって行う。
  
課題1:騒音レベル計測
課題2:照度計測
課題3:表面温度計測
課題4:風速計測
課題5:一酸化炭素濃度・二酸化炭素濃度・粉塵濃度計測
(各課題の順番を変更する場合もある)

なお、すべて共同作業なので、作業を怠るとチームのメンバーに大きな迷惑をかける。この点に十分に留意し、積極的に取り組む意欲のないものは履修しないこと。

評価方法

成績は、レポートの提出回数と優秀レポートに選ばれた回数によって評価する。毎週の出席はこの授業の前提なので、遅刻・欠席は大きく減点する。

教科書


備考

第1週からチーム分けをして作業を始めるので、履修を希望する学生は第1週の最初の授業(金曜日3時限)に必ず出席すること。この授業に出席しなかった場合は履修を認めない。担当の三浦はこの授業で2006年に本学教育賞(ベスト授業賞)を受賞。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合100%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:20 JST 2012