R0090300

環境調査体験

Field Studies and Experiences on Environmental Planning

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

演習
教授中口毅博この授業の2012年度のアンケートを参照
教授松下潤

授業の教育目的及び方針

 環境システムや環境政策は、社会情勢や技術革新に伴って変化が激しいことが特徴です。その最先端の動きを理解するためには、現地に赴き自分の目で見て確かめたり、実際に体験することが効果的です。
 そこで、この演習では学外に出て、自然観察、施設見学、ボランティア体験などを通じて今日の環境問題や環境政策の「現場」の実態について体験的、かつ実践的に学修し、あわせてこれからの環境システムのあり方や市民参加の意味について考える機会を提供するものです。

授業内容

 本演習では、体験型学修プログラムを計6回開きます(通常講義15回相当)。具体的には、以下の見学調査・体験演習5回、体験結果の発表会1回から構成します。
(1)ウォーターフロント開発と密集市街地の現場の見学調査
(2)緑地や雑木林などの自然観察、下草刈りボランティア体験
(3)環境共生住宅に関する実験研究・展示施設などの見学調査
(4)環境イベントにおけるクイズラリー・ごみ収集活動などのボランティア体験
(5)自然環境保全やごみリサイクル推進に関わるNPO活動拠点の見学調査
 これらは概ね月1回、各回1日をかけて実施します。オリエンテーションを実施日の数日前の昼休みに行います。各回終了後、所定の様式に沿ったレポートを作成します。
[受講に当たっての留意事項]
(a)現地への交通費は、遠方でバスで移動する場合を除き、原則自己負担とします。
(b)テーマによっては、一部日祭日や休み期間中に実施せざるを得ない場合があります。(c)事前のオリエンテーションに演習の行程計画を説明します。掲示等を注意してみるように。

評価方法

各回のレポートとプレゼンテーションの内容それぞれ100点満点で採点し、その平均点で評価します。(未提出・欠席も評価点に含みます)

教科書

プリント等を適宜配布します。そのほか、本学ネットワーク上の担当教員のファイルから、参考資料をダウンロードしてもらうことがあります。

備考

本科目は、履修ガイド図の[建築・都市・環境エリア9科目]に該当します。
2001年度入学以前の学生は1単位扱いとなり、6回中3回の出席で1単位が認められます。

環境との関連

環境行動促進科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:22 JST 2013