R0210700

都市及び都市計画史

Thoughts of City Planning

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授小坂宏この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

都市計画が目標としているもの、都市計画が対象としているものについて基本的な知識を持つ為の契機とする。近代都市計画の基本的考え方となっている計画理論を理解することがこの講義の最終目標である。そのため政治形態や産業との関連から近代以前の都市形成を歴史的に概観することによって、都市はどの様なものか、近代都市計画理論はどのようにして起こるに至ったかについて、手がかりを得る。

授業内容

1.近代都市計画の根になっている計画理論の紹介
  (1)都市交通理論  (2)近隣住区理論  <レポート出題>
  (3)工業都市計画案 (4)アテネ憲章   <レポート出題>
2.近代以前の都市形成史  歴史的な都市の発展過程を概観する
  (1)古代の都市 ギリシャ・ローマ  (2)中世都市  教会・領主による支配
  (3)ルネッサンスの都市空間     (4)バロックの都市 中央集権国家の成立と都市
                   <レポート出題>
3.近代都市形成と「都市計画」の沿革
  (1)近代都市の始り 産業革命    (2)環境改善への試み 19世紀の都市状況
  (3)近代都市計画の根1 都市の拡大 (4)近代都市計画の根2 都市計画の手法
                    <レポート出題>
4.日本の近代化と都市計画
  (1)江戸から明治へ         (2)都市計画の始まり
5.期末試験

評価方法

成績は、授業中に課すレポートと中間試験及び期末試験に出席を加えて評価する。

教科書

授業中に指定する。

備考

「近隣住区論、新しいコミュニテイ 計画のために」C.A ペリー著、鹿島出版会 を必読書とする。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:22 JST 2012