R0250300

土地利用システム計画

System Planning on Urban Land Use

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授小坂宏この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

都市には、そこで行われる人間の諸活動を維持し発展させるための環境を整備する様々な方策が設定される。これらの方策をとりまとめ一つの体系としたものが、都市計画である。このなかで土地利用の計画は、都市の各部分をいかに利用するか、各部分を統合して都市全体をいかに形成し発展させていくかを具体化する一つの方法である。ここでは、土地利用の計画を立案する方法とそれに必要となってくる基礎的情報の意味について学習する。

授業内容

 1.講義全体計画と土地利用の概要
 2.土地利用状況の把握法‐1  土地利用現況・建物階数現況
 3.土地利用状況の把握法‐2  即地的指標(地形、施設分布)
 4.土地利用状況の把握法‐3  統計的指標(人口密度と土地利用)
 5.土地利用状況の把握法‐4  統計的指標(建ぺい率、容積率と土地利用)
 6.地区特性の把握         各種指標による複合評価
 7.現況の把握と読み取り     土地利用現況、密度現況等からの現況評価
 8.中間テスト
 9.市街地発展動向の把握    市街地発展の歴史、土地利用変化、今後の変化予測
10.計画課題の整理        予想される問題への対応策、整備課題
11.住区整備計画‐1       計画立案の方法
12.住区整備計画‐2       各種施設の構成と配置の考え方
13.地区の計画           目標と手法、地区計画の事例
14.土地利用計画の実例紹介  特別講義
15.期末試験

評価方法

成績評価は、授業中に課すレポートと中間テスト及び期末試験の結果によって行う。

教科書

「都市計画教科書」(彰国社)

備考

履修前に修得を希望する科目:都市及び都市計画史、環境システム計画

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:25 JST 2013