R0290900

環境法制

The Law of Environmental Protection

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授松村隆この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

環境問題の工学的な解決策は社会的な制度として構築されることで適切な実施が確保されることとなる。そこで、本講義では行政機能に関する基本的な知識を理解したうえで、環境分野における制度整備の枠組み、環境分野にかかわる資格制度、主要な環境分野ごとの現行制度の概要などについて学修する。また、講義の中ではマスコミ等で取り上げられる最新の政策動向についても解説する。

授業内容

1. ガイダンス
2. 行政の機能:法律・組織・予算
3. 環境政策の形成と実施:意思決定プロセスと資格制度
4. 環境汚染の防止(1):大気汚染及び水質汚濁への対応
5. 環境汚染の防止(2):化学物質の管理
6. 環境汚染の防止(3):他の汚染問題への対策と総合化手法
7. 小テスト
8. 自然環境の保全と再生(1):自然環境や野生生物の保護と管理
9. 自然環境の保全と再生(2):ビオトープなど自然再生事業
10. 地球環境問題(1):地球温暖化など地球規模の問題の対策枠組み
11. 地球環境問題(2):ODAなど途上国の環境問題解決の枠組み
12. 小テスト
13. 循環型社会の形成(1):循環型社会形成のための制度の体系
14. 循環型社会の形成(2):地域における取組への支援
15. 期末試験

評価方法

小テスト及び期末試験を総合的に評価する。出席点を加味する。

教科書

適宜プリントなどを配布する。

備考


環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合100%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:28 JST 2013