R0310500
環境安全計画 |
The Security Planning of the Community |
開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 環境システム学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
1997年阪神・淡路大震災では,現代の大都市が地震に対して脆弱であることが露呈した.現在,首都直下地震や東海・東南海・南海地震の切迫している中,阪神淡路大震災を上回る被害が想定されているところである.また,近年の地球規模の環境変化により,異常気象が定着し,都市水害の危険性が頻発するようになってきている.こうした災害の危険性は,建築,都市,そして都市生活のあり方と深く関係しており,今後の都市を考えるときの重要な視点である.この講義では,災害の危険性と防災の視点から都市を再考し,災害のリスクを緩和・解決していく方法について考える.
授業内容
(1) 過去の災害から学ぶ
(2) 災害のメカニズムを学ぶ
(3) 都市の防災対策を学ぶ
(4) 災害に強い都市づくりの方法を学ぶ
(5) 実際のまちを対象に具体的に考える
(6) トピック:都市の防犯を考える
評価方法
小レポート30%(いずれかの授業で2回程度),グループ演習課題の発表30%(授業最終週(予定)),最終課題レポート50%(学期末試験期に提出)
教科書
日本建築学会編 「まちづくり教科書第7巻-安全・安心のまちづくり」丸善
既刊の阪神淡路大震災の調査報告書
備考
グループ課題では,対象区域を設定し,そこでの防災対策を考える.そのための現地見学を行う.
環境との関連
最終更新 : Thu Mar 28 07:53:33 JST 2013