R0610800

建築設計情報

Architectural Design Information Method

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授衣袋洋一この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

「ものづくり」「建築設計」にとっての基本は「情報処理」である。
建築行為の上流として位置づけられる「企画」「基本設計」で提案された内容を実体化させるためには正確な情報処理=建築製図が必要である。
本授業は、建築及びその周辺業界にとって必須であるデジタルツール=CAD・CGを中心に、前半は建築情報処理の基本である建築製図を学び、後半は、「システム思考」「プログラム思考」(5W1H2F)を元に、「もの・ことの創出」「企画・建築設計」=設計製図の実践を行う。

授業内容

1.ガイダンス 
2.建築設計と情報1:情報処理としての建築製図と設計製図の相違
3.建築設計と情報2:建築CAD製図方法(手描き製図とCAD製図の相違)
4.建築CAD製図の実践1:木造部位(壁・床・天井廻り)
5.建築CAD製図の実践2:木造部位(出入り口詳細)
6.建築CAD製図の実践3:木造平面詳細図
7.建築CAD製図の実践4:木造平面詳細図
8.建築CAD製図の実践5:木造断面詳細図
9.建築CAD製図の実践6:木造断面詳細図
10.建築設計とシステム思考:5W1H2F(企画・計画・設計)
11.建築設計情報の構築1:建築企画情報創出:イメージスケッチによる建築
12.建築設計情報の構築2:建築企画情報創出:CAD・CGによる建築
13.建築設計情報の実践1:5W1H2F&システム思考に基づく実践(建築設計)
14.建築設計情報の実践2:エスキス(設計の進め方と最適化)
15.建築設計情報の実践3:実践発表

評価方法

・提出された図面、作品により評価する。

教科書

参考図書:はじめて学ぶ建築製図(社団法人 日本建築士会連合会)。衣袋研究室HP。

備考

資格修得のための建築製図、設計製図を中心に授業を進める。授業開始前には、各自CADソフトの修得を必ず行っておくこと。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:35 JST 2012