R0660300

建築構造設計

Building Structure Design

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授堤和敏この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

建物の重要な機能のひとつは、そこに生活する人間の生命・財産を守ることである。阪神淡路大震災において、人的にも、経済的にも、地球環境においても大きな損害を被ったことは記憶に新しい。このような損害を最小限に抑えるためには、建物の構造設計が重要なポイントとなる。本科目は、鉄筋コンクリート構造を対象に、材料の性質、構造設計の基本方針・仕組み・設計手法の概要を取得する。

授業内容

1. 構造設計の目的、ガイダンス
2. 不静定梁の計算・たわみ角法
3. たわみ角法
4. 建物のモデル化、外力の評価(1)
5. 外力の評価(2)
6. 建物剛性の評価
7. 固定モーメント法
8. D値法
9. 材料の性質
10. 材料の破壊実験
11. RC梁の設計
12. RC柱
13. 基礎の設計・スラブ・階段・耐震壁・擁壁
14. 二次設計
15. 期末試験

評価方法

レポート、中間テスト、期末試験で評価する。

教科書

「初めての建築構造設計」(学芸出版社)、「構造設計論」(鹿島出版会)、「性能型構造設計入門」(培風館)

備考

2年前期「建築構造解析」を受講していること。また、「建築構造システム演習」も同時に履修すること。1級建築士受験希望者は履修した方がよい。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:39 JST 2012