R0680100

建設プロジェクトマネジメント

Study on Construction Project Management

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授池田將明この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

建設産業は、あらゆる産業活動に必要不可欠なインフラストラクチャを構築し、人々に良好なアメニティを提供する重要な役割を担ってきた。また、この建設市場は、バブルが崩壊し、公共投資が抑制されている現在でもGDPの約10%以上を占める巨大産業である。建設マネジメント論とは、このような建設産業における諸課題を分類・整理し、その背景や本質を考える学問といえる。本講義では、教科書に書かれている建設事業に関わる様々な仕組みとその遂行方法に関して、事例を示しながらわかりやすく解説する。

授業内容

達成目標
1. 基本的な建設事業の実施方法を理解する
2. 我が国における建設発注制度を理解する
3. 建設事業におけるリスクとその保証制度を理解する
4. ISOマネジメント標準の目的と本質を理解する

授業内容
1. ガイダンス(授業の目的と構成・成績の評価)
2. 建設産業と建設マネジメント
3. 建設事業の進め方
4. 建設プロジェクトの実施方式/デザインビルド、CM契約
5. 工事発注に関わる諸方式
6. 事例研究
7. 民間企業による公共事業方式/BOT、PFI、第3セクター
8. 事例研究
9. 我が国の建設事業における諸制度
10. 事例研究
11. 建設事業の国際化とWTO
12. 建設事業のリスクと保証制度
13. プロジェクトマネジメント/リスクマネジメント
14. 品質マネジメントとISOマネジメント標準の考え方
15. 環境マネジメントの考え方

評価方法

課題レポート(2回程度)と出席状況にて評価する。

教科書

池田將明著『建設事業とプロジェクトマネジメント』森北出版

備考

履修前の準備-教科書の閲読、および建設事業に関する新聞記事の内容把握

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:43 JST 2013