R0685000

都市基盤施設計画

Planning of Urban Infra-Structure Systems

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授松下潤この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

 人間の「集住体」としての都市では、その活動を共同で支えるために、交通・輸送や資源・エネルギーの供給処理等の視点から様々な基盤施設(インフラストラクチャーという)を備える必要があります。これらは都市施設(都市計画法)や社会資本という位置付けのもとで、公共事業や公益事業として計画・整備されています。
 この授業では、環境資源との関連性の大きい[水・ごみ・エネルギー]に関わる供給処理施設を扱い、従来の整備手法と今後の自立・循環型都市の形成に向けた新たな計画手法について学修します。(技術面では、機械制御システム学科や土木工学科の教員と連携した講義も一部取り入れる予定です。)

授業内容

 1.ガイダンス
 2.都市基盤施設(インフラ)総論(1)−日・タイの比較視点
 3.都市基盤施設(インフラ)総論(2)−システム構成と事業体系
 4.水系インフラ(1)−国土基幹的な治水対策
 5.水系インフラ(2)−水資源開発計画と水道計画
 6.水系インフラ(3)−都市河川問題と総合治水対策
 7.水系インフラ(4)−水工学基礎
 7.水系インフラ(5)−流域の水循環再生計画
 8.水系インフラ(6)−水辺空間の再生計画
 9.水系インフラ(7)−水質汚染対策と流域別下水道整備計画
10.廃棄物インフラ(1)−廃棄物の分類と収集・処理処分計画
11.廃棄物インフラ(2)−廃棄物の資源利用システム計画
12.エネルギー系インフラ(1)−エネルギー収支と電気・ガス
13.エネルギー系インフラ(2)−エネルギー技術基礎
14.エネルギー系インフラ(3)−エネルギー技術応用
15.期末試験

評価方法

期末試験成績(80%)に出席点(20%)を加味します。

教科書

「これからのエネルギーと環境−水風熱の有効利用」松下潤・黒澤俊雄・君島真仁著(共立出版)

備考

本科目は、環境システム学科履修ガイド図中の「環境エリア7科目」に該当する。
合せて「環境安全計画」と「交通システム計画」を受講することが望ましい。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合100%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:43 JST 2012