R1610700
一般力学I |
Fundamental Mechanics 1 |
開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 環境システム学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 共通科目(学部基礎) |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
力学は工学のあらゆる分野にとって基礎となる学問である。物理的なものの見方,直感を養い,複雑な現象の本質を見抜き,適切な解を導くための基礎道場の役割をする.基礎的な数学(微積分、微分方程式) を具体的な問題に応用するのに一般力学は最も適した題材を提供してくれる。多くの題材は既に高校で学んだ事項であるが、数学的には微積分(微分方程式)を使う点が異なる。 微分方程式については力学で最低必要な範囲が分かるように解説する。この講義では、質点の力学に範囲を限る.実験はほぼ不可能なので,それを補うため動画を多くの場面で活用する.
授業内容
以下の講義を行う.
1. 物理とは. 学ぶ心得.
2.座標,位置.ベクトル
3. 速度、加速度、変化率の数字的取り扱い
4. 円運動
5. 運動の法則,
6. いろいろな力,重力
7. 力と運動,
8.簡単な微分方程式とその解法
9. いろいろな運動
10, 運動量と力積
11. 単振動
12. 仕事とエネルギー
13. 位置エネルギー
14.エネルギー保存則
評価方法
学期中の演習、レポートと期末試験の成績を総合して行う.おおよその割合は期末試験70%のこりが30%である.
ただし,期末テストを受けないと成績はつかない.
教科書
物理学基礎 原康夫著 学術図書出版 2400円+税
備考
授業に出るだけでなく,時間外に質問にくる等,教員を活用する心構えが重要.高校で物理を履修してない場合も,通常より自習を多くすれば理解可能なように講義する.
環境との関連
最終更新 : Thu Sep 20 07:52:28 JST 2012