R1620600
一般力学II |
Fundamental Mechanics 2 |
開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 環境システム学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 共通科目(学部基礎) |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
一般力学1の続きである。質点の単純な運動から発展し,相対運動、角運動量、質点系の力学、剛体の力学などを扱う。細かい数式の扱いもさることながら、物理的な洞察で現象を直感的に把握できる能力を養うのも目標である。どうして台風の渦はあのような方向に曲がるのか、フィギャスケートで腕を縮めると回転が速くなったのはなぜか、などはみな力学の方程式から定性的にすぐ理解できることである。物体の重心や慣性能率を求める、といった場合の問題をとおして積分を適用する方法を学ぶのも重要な目標である。また、コンピュータを活用し、問題を解き、レポートにする訓練もしたい.Iと同様動画を活用する.
授業内容
以下の講義を行う。
1. 角運動量
2. 回転運動
3. 中心力,2体問題
4. ケプラーの法則
5. 質点系の重心,質点系の力学
6. 運動量保存則
7. 物体の衝突
8 角運動量保存則
9. ロケットの力学
10. 剛体の力学. 重心、力のモーメント,慣性能率, 剛体の安定
11 剛体の 回転
12. 相対運動, 見かけの力, 遠心力, コリオリ力
13. 流体の力学入門
評価方法
授業中の演習、レポート提出,学期末のテストの総合で評価する.学期末テストがおおよそ70%のこりが30%である.ただし期末テストを受けないと成績は付かない.
教科書
物理学基礎,原康夫著 学術図書出版 2400円+税
備考
質問があれば授業時間外にも訪ねてくる心構えが重要.力学Iを履修してないと理解は困難であろう.
環境との関連
最終更新 : Thu Mar 28 07:54:26 JST 2013