R1520800
開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 環境システム学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 共通科目(学部基礎) |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
電磁気学,および現代物理学の2つの柱の量子論,特殊相対論を概観する.これを本格的に学ぶには,どれをとっても半期以上の時間が必要であるが,ここでは数式等にあまりこだわらず、本質的な点を半定量的に理解する事を主眼とする.つまり、後2者は理工系の学生あるいは将来の社会人として必要な教養としての現代物理学である.日常,身の回りで起こる現象のほとんどは電磁気現象である.電磁気学に関しては,中学高校以来いろいろな現象,法則を個別に学んで来た.これらはMaxwellの方程式とLorenz力によって統一的に理解できる.それがどのような仕組みになっているかを半定量的に解説する.動画を活用する.
授業内容
1.電磁気学
力の種類と電気力
電気と磁気の現象を記述する方法
マックスウエルの4つの方程式(積分型)の意味
ローレンツ力。具体的な現象と方程式の関連
2.量子の世界。不思議な電子の振る舞い。
3.時間と空間。特殊相対論とは.
評価方法
授業中の小演習, レポート,学期末のテストの総合で評価する.ただし,学期末試験を受けないと成績はつかない.
教科書
力学I,II,物理学Iで使用した,物理学基礎 第3版 原康夫著.学術図書出版2400円は所持していると想定するが,教科書的な使い方はしない.
備考
積極的に疑問等は授業時間外にも聞きにくるのが重要.物理学1を1年後期に履修する事が望ましいが、履修していなくても理解は可能であろう。
環境との関連
最終更新 : Thu Sep 20 07:52:29 JST 2012