R0323200

環境・エネルギーシステム論

Environment-Energy Systems Planning

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授松村隆この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

本講義は、自然環境および人間活動から構成される地球環境システムという複雑系のうち環境・エネルギー系に焦点をあて、地球温暖化問題など直面する諸問題に関する解決策を導くために必要な枠組み・理論と手法について、エネルギーの供給・需要の両側面から教授することを目的にしている。具体的な内容は授業計画のとおりであるが、環境エネルギー問題の学際性を踏まえ、社会経済分野など他の領域の基礎的な知識や研究方法の紹介も行うとともに、今後の動向についても解説する。

授業内容

1. ガイダンス
2. 環境・エネルギーシステムの概念:システムの構成要素と特性
3. エネルギーと環境条件:エネルギー利用と環境負荷の把握
4. エネルギーと社会経済条件:エネルギー利用と環境外部性
5. エネルギーの形態と変換(1):ミクロレベルでの需給管理システム
6. エネルギーの形態と変換(2):マクロ的な需給構造と資源状況
7. 中間試験
8. エネルギー供給面での対策(1):発電部門での対策技術
9. エネルギー供給面での対策(2):分散・複合利用型エネルギー供給
10. エネルギー供給面での対策(3):バイオなど再生エネルギー供給
11. エネルギー需要面での対策(1):民生部門での需要対策
12. エネルギー需要面での対策(2):交通システム対策
13. エネルギー需要面での対策(3):エネルギーサービスの事業化
14. 環境エネルギー対策の総合化と中期的な課題
15. 期末試験

評価方法

中間試験及び期末試験を総合的に評価する。出席点を加味する。

教科書

適宜プリントなどを配布する。

備考


環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合100%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:54:25 JST 2012