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社会福祉論

Social Welfare

開講部

システム工学部

開講学科

共通科目

開講学年

学年共通

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

総合科目

講義区分

講義
講師齋藤知子この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

「福祉」という言葉の意味は、歴史の中でも貧困者、児童、障害者、高齢者に対して社会政策として対応してきた社会保障の一分野として特別な人が利用するものとされていた「社会福祉」と、誰でもが問題に直面したときはサービスとして利用するものという概念の「対人社会サービス」としての「社会福祉」があると考えられる。本科目については、事例検討やディスカッションなどの体験授業も行い、「福祉」が法律、経済、行政、教育、医療、環境などさまざまな分野との関わりがあることを理解し、社会の一員として今日的課題に対して考える力を養い、さらに人権に対する感覚も身に付けることを目的とする。

授業内容

達成目標
1.現代日本社会の福祉の基礎概念を理解する。
2.社会の一員として基礎的な人権に対する感覚を身につける。

1.イントロダクション — 社会福祉について
2.社会福祉の援助対象とニーズ
3.福祉と基本的人権
4.現代家族政策(少子高齢化、核家族化など)と福祉
5.社会福祉制度とその現況  1高齢者福祉
6.社会福祉制度とその現況  2障害者福祉
7.社会福祉制度とその現況  3子ども家庭福祉
8.社会福祉制度とその現況  4公的扶助
9.社会福祉と暮らしの環境、まちづくり(ノーマライゼーション、バリアーフリー、ユニバーサルデザイン)
10.社会福祉の動向と展望

評価方法

授業中の小テスト(20%)中間テスト(20%)、期末テスト(60%)を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書

テキスト、参考書は必要があれば開講時に紹介する。

備考

新聞を読んで、現代社会の現状に興味を持って下さい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:55:11 JST 2012