P0730000

符号理論

Coding Theory

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授間野一則この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

情報・通信・システムにおいて情報は符号によって表現されるが、符号化としては、データの効率化を図る情報源符号化と蓄積・送信のための高信頼化のための伝送路符号化がある。ここでは、後者の伝送路符号化の基礎理論を理解する。具体的にはブロック符号と畳み込み符号を中心とした誤り訂正符号化技術について解説する。

授業内容

1 ブロック誤り訂正符号
2 有限体
3 復号誤り確率の限界
4 通信路と情報理論
5 リード・ソロモン符号とその復号
6 巡回符号
7 フレーム
8 畳込み符号
9 畳込み符号の最尤復号
10 符号の組合せ
11 ユークリッド法を用いたRS符号とBCH符号の復号
12 リード・ソロモン符号のリスト復号
13 反復的復号
14 まとめ、トピックス
15 期末試験

評価方法

レポート(演習)と期末試験成績の総合評価。

教科書

「誤り訂正符号入門」イエルン ユステセン、トム ホーホルト著(森北出版)2005 参考書:「情報・符号・暗号の理論」今井秀樹著(コロナ社)2004「符号理論」 今井秀樹著(コロナ社)1990「誤り訂正符号とその応用」江藤良純、金子敏信監修(オーム社)1996等

備考

関連科目:情報通信基礎、情報理論、情報代数を履修していることが望ましい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:57:18 JST 2013