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生物学I

Biology 1

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教授新海正この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

生命科学を学ぶ上で,その基本要素となっている生物を知ることは重要である。この生物を理解するための学問が生物学であり,近年多方面でめざましい進歩を遂げている。また,生物学の応用により,医療や環境,資源など幅広い分野での活躍が,テレビや新聞紙上をにぎわしている。しかし,これらの研究はあまりにも専門的になりすぎ,一般人ではその意味を正しく知ることが困難となってきた。本講義では生物学の基礎学習に重点を置き,「生物・生命」をわかりやすく解説することを目的とする。したがって,高等学校で生物学を履修してこなかった学生,あるいは生物学を基礎からやり直したい学生が対象となる。

授業内容

1. 生命って何?−生物学の表事情・裏事情
2. 細胞って何?−生物をかたちづくる基本単位
3. 細胞が集まると?−体の中のいろいろな臓器
4. 古い個体から新しい個体へバトンタッチ−生殖という世代を引き継ぐ戦略
5. 生まれて育って大人になって−生物の発生と成長,成熟
6. 老化,寿命そして死−エイジングの生物学
7. ホルモンの仕組み−体の恒常性を保つ方法
8. 神経の仕組み−素早い情報伝達のメカニズム
9. 免疫の仕組み−自分と他人の認識機構
10. DNAとRNA−遺伝子,遺伝子地図,遺伝子発現
11. 遺伝情報を活用しよう−遺伝子治療とバイオテクノロジー
12. 生体分子を作り出す工程−タンパク質の生合成
13. 生命力を生み出す経路−エネルギー代謝
14. 生き物の生き残り戦略−環境と行動
15. 期末試験

評価方法

テスト90%(期末試験時),口頭試問10%(各講義時)

教科書

参考図書・文献は講義中に提示

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:52:15 JST 2012