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生物学II

Biology 2

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教授新海正この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

生物学は生き物を見据える生命科学の基本を担い,これを理解するための重要な学問である。今日では生物学は基礎的な学問にとどまらず,それを応用した医療・医薬開発や生物資源管理など,非常に幅広い分野でも急速に発展している。本講義は生物の構成や構造,発生・成長・生殖そして老化の仕組み,神経系−内分泌系−免疫系のクロストーク,生体物質と代謝・生合成などについて多方面から学習し,生命を理解することを目的とする。さらに,環境問題や再生医療など,今わたしたちが直面している新しい課題にも,生物学的視点より掘り下げて解説する。

授業内容

1. 生命の構成単位である細胞の成り立ちと機能
2. 細胞を基本として生物を形成する組織・器官の構造と相互応答
3. 生物の発生,成長そして成熟
4. 古い個体から新しい個体を作り出す戦略−生殖
5. 生物の老化,寿命そして死−エイジングの生物学
6. ホメオスタシス−生体の恒常性維持
7. 神経伝達の仕組み
8. 筋肉収縮の仕組み
9. 免疫現象の種類と特徴
10. DNAとRNA
11. 遺伝情報の制御
12. エネルギー代謝
13. タンパク質の生合成
14. 食うか食われるか−生物の生き残り戦術
15. 期末試験

評価方法

テスト90%(期末試験時),口頭試問10%(各講義時)

教科書

参考図書・文献は講義中に提示

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:54:03 JST 2013