N0090100

食品衛生学

Food hygienics

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授越阪部奈緒美この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

日常的に摂取している食品の安全性を確保することは健康を維持する上で極めて重要である。近年、食品の生産・加工・流通が複雑となり、それぞれの過程において安全性上遵守すべき社会制度が構築されている。このように時代とともに変化する食品安全性上のリスクを理解するとともに、食品の変質・食中毒病因物質・食品添加物などに起因する毒性およびその発現機序についても充分な知識を得る。

授業内容

1. 食品衛生学の概念と食品衛生法
2. 食品に起因する健康被害と食品安全基本法
3. HACCP
4. 「健康食品」「保健機能食品」と健康増進法
5. 微生物・寄生虫と食品汚染
6. 食中毒とその種類(感染型・毒素型・中間型)
7. 食品の天然有害物質(動物性・植物性)
8. 微生物による食品の変質
9. 酵素・酸素・加工調理における食品の変質と有害物質の産生
10. 食品と発ガン1(発ガン多段階説と食品)
11. 食品と発ガン 2 (食品中の発ガン・変異原物質)
12. 食品添加物
13. 遺伝子組み換え食品
14. 食品汚染物質
15. 期末試験

評価方法

小テスト30% テスト70%(学期末試験時)および平常点(出席状況など)を加味して総合評価する

教科書

食品衛生学-「食の安全」の科学(南江堂)

備考


環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合90%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:56:22 JST 2012