N0150300

薬理学

Pharmacology

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師浦野四郎

授業の教育目的及び方針

生命科学を学ぶ上で、「病気になったとき飲む薬が、どのように体内で作用することにより、どのように生理機能が改善されるのか」の知識を持つことが大切である。薬理とは薬物が作用部位にどのように到達してどのように効果を示すかを知る学問である。ここでは薬理作用の機序を薬物の化学構造と関連させて基礎的に学ぶ。

授業内容

1. 薬理作用の基本        薬理作用と副作用、アゴニストとアンタゴニスト
2. 神経系薬物の作用機序   (1) 神経系の基礎と薬物の作用機序、交感神経と副交感神経
3. 神経系薬物の作用機序   (2) 神経伝達機構と薬物、パーキンソン病、アルツハイマー病
4. 神経系薬物の作用機序   (3) 麻酔の薬理作用
5. 神経系薬物の作用機序   (4) 催眠薬の薬理作用
6. 循環系薬物の作用機序   (1) 血液に作用する薬物、血液の生理、代謝
7. 循環系薬物の作用機序   (2) 心臓血管系に作用する薬物、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞
8. 消化器系薬物の作用機序  (1) 胃・十二指腸に作用する薬物、潰瘍と治癒
9. 消化器系薬物の作用機序  (2) 肝臓に作用する薬物、肝疾患の機序と薬理
10. 消化器系薬物の作用機序  (3) 膵臓に作用する薬物、肝疾患の機序と薬理
11. 呼吸器系薬物の作用機序     呼吸器の生理、鎮咳、去痰
12. 泌尿器系薬物の作用機序    腎臓の生理機能、腎に作用する薬物、利尿
13. アレルギー薬物の作用機序  (1) アレルギーの分類と機序
14. アレルギー薬物の作用機序  (2) アレルギー治療薬物、アトピー性皮膚炎
15. 定期試験

評価方法

学期末試験にて評価

教科書

未定

備考

生化学、生理学の基礎を習得することが大切

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:58:14 JST 2013