N0345000

有機化学II

Organic Chemistry 2

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授小泊満生この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

有機化学Iに引きつづき、さらに構造と反応性についての理解を深める。特に、カルボニル化合物や芳香族化合物について解説する。これらの化合物の化学的性質を官能基や構造との関連から理解できるようにする。基本的反応がどのようにして進行するかを反応機構から理解できるようにする。また、有機化合物の構造を決定する方法についても解説する。

授業内容

1. 異性体と立体化学(1)構造異性体と立体異性体
2. 異性体と立体化学(2)光学異性体(不斉中心、エナンチオマー、光学活性)
3. アルカンの反応〜ラジカル反応を中心に〜
4. ハロゲン化アルキルの置換反応〜SN2反応と SN1反応について〜
5. ハロゲン化アルキルの脱離反応〜E2反応とE1反応について〜
6. アルコール、アミンおよびエポキシドの反応
7. 中間試験
8. カルボニル化合物I〜求核アシル置換反応〜
9. カルボニル化合物2〜アルデヒドおよびケトンの反応性〜
10. カルボニル化合物3〜求核付加反応について〜
11. カルボニル化合物4〜エノラートイオン、アルドール反応〜
12. カルボニル化合物5〜クライゼン縮合、マロン酸エステル合成、アセト酢酸エステル合成〜
13. 有機化合物の構造決定(1)〜赤外分光法について〜
14. 有機化合物の構造決定(2)〜核磁気共鳴法について〜
15. 期末試験

評価方法

中間試験40%、期末試験60%の割合で評価する。

教科書

ブルース有機化学概説

備考

有機化学Iを必ず履修しておくこと。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:56:27 JST 2012