N0370700
開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 生命科学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
地球環境および生態系を考える上で、最も基本的で影響力を有する生物群は微生物である。しかし微生物は肉眼での観察ができないため、生態学においては、長い間無視されてきた。近年、分子生物学的な研究方法が多く開発された結果、ようやく微生物の環境中での挙動を観察することが可能となり、生態系の正しい理解がなされるようになってきた。
本科目では微生物生態学を支える分子生物学的な研究方法および最新の知見が明らかにする地球環境および生態系の姿を学び、環境問題に取り組む基礎的な知見を得ることを目的とする。
授業内容
1. 科目の目的と概要
2-3. 微生物とは何か?
4. 中間評価(グループによるプレゼンテーション)
5-7. 微生物生態学を支える分子生物学的な研究方法
8-10. 地球環境における微生物
11-12. 生態系における物質循環
13-14. 生態系における分子の振る舞い
15. 期末試験
評価方法
プレゼンテーション(中間評価グループ発表):50% 期末テスト:50%
教科書
参考書:微生物生態学入門(日本微生物生態学会教育研究部会編著、日科技連出版)
微生物ってなに?(日本微生物生態学会教育研究部会編著、日科技連出版)
備考
高校の化学および生物を履修していることが望ましい。
基礎分子生物学を履修していることが望ましい。
環境との関連
最終更新 : Thu Sep 20 07:56:28 JST 2012