N0390500

生化学I

Biochemistry 1

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師浦野四郎この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

ここでは、生体中の成分の代謝とその調節について学ぶ。代謝とは、生物が生命現象を営むために必要な物質の生合成、生理作用を行うための構造変化、不要物質の体外への排泄のための変化の過程である。これらの制御は一般には酵素により行われ、生体の恒常性を保っている。そこで本講義では、代表的な代謝系について学習する。

授業内容

1.Chap.1 細胞内代謝系    原核細胞と真核細胞、細胞の構造と機能
2.Chap.2 糖質の代謝(1)   解糖系、糖新生
3.Chap.2 糖質の代謝(2) 解糖系、糖新生、その調節
4.Chap.2 糖質の代謝(3)   クエン酸回路の代謝と調節
5.Chap.2 糖質の代謝(4)   電子伝達系、エネルギー獲得
6.Chap.2 糖質の代謝(5)   ペントース?リン酸回路、NADPHの生成
7.Chap.3 脂質の代謝(1)   脂質の機能、脂肪酸の生合成
8.Chap.3 脂質の代謝(2) 脂肪酸のβ酸化、エネルギー獲得
9.Chap.3 脂質の代謝(3)   中性脂質、リン脂質、コレステロール
10.Chap.4  蛋白質の代謝(1)  タンパク質の消化、分解
11.Chap.4  蛋白質の代謝(2)  アミノ酸の生合成と分解、アンモニアの排泄、尿素サイクル
12.Chap.5 非蛋白質窒素化合物 核酸の合成と分解
13.Chap.6 補酵素       代謝における補酵素の作用機序
14.Chap.7 ホルモン 代表的なホルモンの作用機序
15. 定期試験

評価方法

小テスト 20%  学期末試験 80%

教科書

「生化学」 田宮信雄ら訳  E.E.Conn & P.K.Stumpf(東京化学同人)

備考

基礎生化学の内容をよく把握している必要がある。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:58:26 JST 2013