N0400300

微生物工学I

Biotechnology 1

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授大森俊雄この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

微生物の持つ潜在的能力をどのような方法によって取り出してきたかを理解する。まず、微生物の生育原料を広く概覧し、それらを利用できる微生物をはじめ、様々な微生物がどのように自然界から獲得されてきたのかを明らかにしていく。それとともに、微生物の能力の開発手段としての遺伝子工学的手法による酵素の生産、酵素の精製方法、菌体や酵素の固定化法、さらにそれらの酵素の示す各種の触媒反応と生産への応用との関連性を解説する。また、自然界での微生物の幅広い役割についても環境との関連で理解を進める。

授業内容

1. 醗酵原料
2. 有用微生物のスクリーニング
3. 抗生物質の検索
4. 遺伝子工学1
5. 遺伝子工学2
6. 人工変異とトランスポゾン
7. 中間試験
8. 酵素の精製・種類と工業酵素
9. 代謝と制御1
10. 代謝と制御2
11. 酵素・菌体の固定化法・バイオセンサー
12. 生物変換
13. 各種化合物の変換
14. C.N.Pの循環とその生化学
15. 期末試験

評価方法

小試験 20%(2回実施) 中間試験30%  期末試験50%

教科書

参考書「環境微生物学」「微生物生態工学」大森俊雄編著 昭晃堂

備考

履修前の準備  微生物学概論が十分に理解出来ていること

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:58:27 JST 2013