N0405200

微生物工学II

Biotechnology 2

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授大森俊雄この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

微生物の利用分野を広く理解し、実際に微生物の持っている様々な能力がどのように開発されてきたかを理解する。講義の前半では主に微生物が環境浄化にどのようにかかわっているか、微生物の多様な能力を示すと共に、実際例についても説明を加えていく。後半においては世界に冠たる日本の微生物工業において、伝統的な醗酵と近代的な微生物工業がどのように展開しているか歴史的な側面とともに未来に向けた新規な微生物機能開発の可能性についても説明を加えていきたい。

授業内容

1. バイオレメディエーションの原理と応用
2. 環境汚染物質の生分解
3. 微生物脱臭
4. 廃水処理・メタン醗酵
5. 共生系の利用(バイオフィルム・リーチング)
6. バイオマスの利用
7. 中間試験
8. SCPの生産
9. 代謝と醗酵生産
10. 醸造
11. 生理活性物質の生産
12. 多糖類の生産
13. バッチ培養・連続培養
14. 培養工学
15. 期末試験

評価方法

小試験 20%(2回実施) 中間試験30%  期末試験50%

教科書

参考書「環境微生物学」「微生物生態工学」大森俊雄編著 昭晃堂

備考

履修前の準備  微生物学概論が十分に理解出来ていること

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合50%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:56:32 JST 2012