N0415000

生体高分子工学II

Biological polymer technology 2

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授岩田健一この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

生命はタンパク質が正しく発現することにより維持されている。X線結晶構造解析によりタンパク質(酵素)の立体構造を解明することで得られる情報に基づき、酵素の反応メカニズムを決定し、機能との相関を明らかにすることが可能である。これらの情報を利用し改変酵素の設計システムの開発などタンパク質の有効利用のための応用研究がなされている。
生体高分子工学Iに引き続き生命を司る生体高分子の機能を学ぶとともに、これら生体高分子を用いた応用的な技術(タンパク質の立体構造予測、タンパク質の構造と機能の相関性など)について学ぶ。

授業内容

1. タンパク質の構造
2. タンパク質の構造と機能に関わる結合力
3. タンパク質の高次構造
4. タンパク質の高次構造の決定法(1)
5. タンパク質の高次構造の決定法(2)
6. タンパク質の機能と酵素反応(1)
7. タンパク質の機能と酵素反応(2)
8. 遺伝子工学の基礎(1)
9. 遺伝子工学の基礎(2)
10. アミノアシルtRNA合成酵素
11. NAD、NADPを補酵素とする脱水素酵素
12. プロテアーゼ
13. リゾチーム
14. アミラーゼ
15. 期末試験

評価方法

期末試験により評価する。科目の合否は、期末試験の総合得点率が60%以上を合格とする。
2 / 3以上の出席をもって、期末試験の受験を認める。

教科書

タンパク質工学の基礎(東京化学同人、松澤洋 編) 教員作成のプリント

備考

生体高分子工学Iの授業を履修することが望ましい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:56:34 JST 2012