N0450300

医薬品合成化学

Synthetic Chemistry for Pharmacenticals

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授小泊満生この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

有機化学IおよびIIで学んだ知識をもとに、医薬品や関連化合物の合成をどのようにして進めたらよいか、合成計画の立案法について学ぶ。目的の化合物をどのような合成ルートで合成するのが最も効率的かを具体的な例で解説する。合成計画を考えるうえで指針となる、逆合成法について詳しく講義する。実際の医薬品や天然物の全合成を例に、多段階合成経路の構築法について述べる。

授業内容

1. 医薬品の化学合成の目的と意義と代表的医薬品の発見・開発の経緯について解説する。
2. コンビナトリアル合成 〜医薬品のリード化合物の探索法について解説する〜
3. 逆合成解析(1)〜逆合成解析の基本概念、表記法等〜
4. 逆合成解析(2)潜在極性、極性変換
5. 逆合成解析(3)官能基相互変換について
6. 逆合成解析(4)合成戦略と保護基の役割
7. 中間試験
8. 逆合成解析(5)位置選択性について
9. 逆合成解析(6)立体選択性について
10. 逆合成解析(7)選択的合成の実例について解説
11. 逆合成解析の演習 演習により理解を深める
12. 医薬品合成(1)逆合成解析の実例について解説
13. 医薬品合成(2)逆合成解析の実例について解説
14. 尾薬品合成(3)代表的医薬品の合成れいについて解説
15. 期末試験

評価方法

中間試験40%、期末試験60%の割合で評価する。

教科書

ブルース有機化学概説 参考書:有機合成の戦略(化学同人)、プリント配布

備考

有機化学IおよびIIを履修しておくこと。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合10%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:56:39 JST 2012