N0465100

生命科学実験II

Experiment of Bioscience 2

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

実験
講師浦野四郎この授業の2011年度のアンケートを参照
准教授福井浩二この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

本実習では、生化学、分子細胞生物学、生理学の分野を取り入れており、タンパクレベルから個体の行動まで幅広く習得することが出来る。個々の実験で測定や定量をする以外にも、他の実験とは加齢や酸素ストレスを主なキーワードとして密接に連動している。一連の実験を通じ、生体の元来持つ機能やある条件下での変化について学習する。

授業内容

おおむね生化学と分子細胞生物学、生理学に大別し、下記の項目について実験を行う。
 (尚、順序は入れ替わる可能性がある)
 細胞内物質の単離  肝臓ミトコンドリアの単離
 タンパク質の定量  ミトコンドリア内のタンパク質の定量
 過酸化脂質の分析  肝臓中のTBARSの分析
 脂質の過酸化と防御 活性酸素による脂質の過酸化とビタミンEによる抑制
 酵素活性の測定   過酸化水素を解毒する酵素・カタラーゼの活性測定
 ビタミンの定量   高速液体クロマトグラフィーによる肝臓中のビタミンEの定量
 細胞死の定量    LDHの測定および核の変性の確認
 DNAの精製と定量 DNAの抽出と定量
 血液と呼吸     赤血球・ヘモグロビンの計測や酸素負債に関する実験
 感覚の測定     味覚・皮膚・視覚等に関する実験
 行動機能の解析   加齢・活性酸素が認識機能に及ぼす影響の行動生理学的検討
 イカの解剖     イカの解剖による体のつくりの解剖生理学的な理解

評価方法

出席とレポートにより評価する。

教科書

資料を配布する

備考


環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:56:42 JST 2012