N0620500

機構学

Mechanism

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授岡村宏この授業の2010年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

「機構学」は、機械運動学ということもある。すなわち、機構を構成する部品(カム、歯車、ベルト、ねじ、クランクなど)の仕組みや機能を調べ、機械を目的どおりに動かす機構を考える学問である。機械は、その目的により、動力を発生させること、作業を行うこと、加工を行うこと、測定を行うこと、知能を制御することなど色々な目的をもっている。それらの目的に適合する物理量を変形したり、伝達する機能を機械に付与するために、機構学が必要となる。機構に関する部品を機械要素または機素と呼ぶ。この機素の仕組みを学習し、それらをどのように接続して、動かすと効果的な機械運動が得られるかを学ぶ。講義とともに演習(レポート提出)を適宜おこなってゆく。

授業内容

1.総論(1):機構学とは
2.総論(2):機構の運動
3.摩擦車(1):摩擦伝動
4.摩擦車(2):応用例
5.カム(1):設計
6.カム(2):応用例
7.ねじ:原理と応用
8.歯車(1):歯車とは
9.歯車(2):歯車装置
10.歯車(3):応用例
11.巻掛け伝動・運搬:ベルト、ロープ、チェーン
12.リンク機構(1):四節回転機構
13.リンク機構(2):装置応用
14.流体伝動:気体、液体
15.期末試験

評価方法

出席、レポート(35%)と期末試験(65%)により評価する。

教科書

稲見辰夫著「だれでもわかる解説と演習 機構学の基礎」(ダイゴ発行、日本理工出版会発売)

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:58:36 JST 2013