N0820300

福祉支援工学

Assistive Technologies

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義

未定

授業の教育目的及び方針

高齢者、障害者、また介護をする人を対象とした、日常生活(ADL)だけでなく社会参加を支援し、生活の質(QOL)の向上を支援する技術について学習する。これらの技術の適用にあたっては、対象者の体力、視力、聴力などの身体的機能や特性だけでなく、精神的な特性、さらには住環境、地域などの生活環境、社会制度についても考慮することが重要である。これらの事項を学ぶとともに、支援のため適用すべき福祉機器、整備すべき住環境の内容を中心に学習する。またITに関連するアクセシビリティ支援技術、ユニバーサルデザインの考え方についても学習する。

授業内容

1. ガイダンス。福祉住環境コーディネーターについて
2. 高齢者の心身の機能と多い障害について
3. 身体障害者を支援する福祉機器について(車いす)
4. 身体障害者を支援する福祉機器について(ベッド、リフト)
5. 身体障害者を支援する福祉機器について(トイレ、歩行器、自助具)
6. コミュニケーションを支援する福祉機器について
7. 住環境の基礎知識と基本技術
8. 部屋別の住環境整備の方法
9. 視覚および視覚障害者を支援する福祉機器について
10. 聴覚および聴覚障害者を支援する福祉機器について
11. 情報処理機器、Webのアクセシビリティについて
12. 介護保険、障害者基本法、その他の助成制度について
13. その他の障害(内部障害、精神障害、知的障害、発達障害、高次脳機能障害)について
14. ユニバーサルデザインの考え方
15. 期末試験

評価方法

課題提出50%(3回を予定)と期末試験50%による

教科書

財団法人保健福祉広報協会、「福祉機器選び方・使い方—2006年版—」
東京商工会議所、「福祉住環境コーディネーター検定3級テキスト」

備考


環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:58:49 JST 2013