N0830200

人工臓器

Artificial Organs

開講部

システム工学部

開講学科

生命科学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授馬場敦この授業の2010年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

臓器がその機能を失って回復しないとき、生体機能を代行する人工臓器が用いられる。人工臓器の一部は最先端治療法として実用化されているが、その治療法が汎用されるにしたがって、各種の問題点が認識されつつあり、改良研究が進められている。こうした人工臓器について、その機構、機能、生体との相互作用について学習・習得する。また、人工臓器と治療目的及び方法の面で関連が深く、類似性もある再生医療や移植医療についても、人工臓器を念頭に置きつつ考察する。

授業内容

1. 人工臓器の歴史と現状
2. 心臓血管外科と人工心肺
3. 材料の生体適合性と人工弁・人工血管
4. 補助人工心臓と心臓移植
5. 完全人工心臓
6. 人工腎臓と腎臓移植
7. 産婦人科領域の人工臓器
8. 人工膵臓と人工肝臓
9. 人工皮膚と皮膚移植
10. 人工内耳と人工水晶体
11. 人工骨と人工関節
12. 再生医療
13. ブレイン・マシン・インターフェース
14. 未来の医学とこれからの人工臓器に求められるもの
15. 期末試験

評価方法

出席点と期末試験で評価する。

教科書

資料を配布する。参考書:医用生体工学、神谷瞭・井街宏・上野照剛、倍風館

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:58:51 JST 2013