人間行動システム特論 |
開講部 | 大学院理工学研究科 修士課程 |
開講学科 | システム理工学専攻 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 特修 |
系列区分 | 特論 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 高中公男 |
1. | 人間行動の根底に位置する価値観とそれを形成する「価値システム」について理解する。 |
2. | 人間行動の本質的な表出である「意思決定システム」について理解する。 |
3. | 包括的に捉え、人間行動について多角的に考えることができるようにする。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | イントロダクション:人間行動を科学的に分析するとは | 参考文献として指定されている文献について通読する。 |
2. | 人間行動分析の系譜 | 行動科学に関する文献。特にコープランドなど「動機」に関する文献を通読の上、出席すること。 |
3. | 動機の探求と行動の測定と予測 | 行動科学に関する文献。特にカトーナ、スコットなど「心理」に関する文献を通読の上、出席すること。 |
4. | 内的プロセスの解明 | エンゲル=コラット=ブラックウェルの文献を読んでくること。 |
5. | 「価値システム」と「意思決定」の結果としての「選択」 | カッツ=ラザースフェルド、フェスティンガー等の文献を読んでくること。 |
6. | 「選択」の形成:内的要因と外的要因 | チェスキン、ディヒター、マルティーノ等の文献を読んでくること。 |
7. | 「選択」における短期的利益と長期的利益:内的要因 | カッツ=ラザースフェルド、フェスティンガー等の文献を読んでくること。 |
8. | 人為的に創られた「選択」:外的要因 | カッツ=ラザースフェルド、フェスティンガー等の文献を読んでくること。 |
9. | 選択肢と「選択」の関係:選択できることは消費者利益を増進するか | ブラウン、カニンガム、ハロウェイ等の文献を読んでくること。 |
10. | 「選択」の代償 | ニコシア、エンゲル、コラット、ブラックウェル等の文献を読んでくること。 |
11. | 人間行動のパターン分析 | ウィルキー、シェス=セティ等の文献を読んでくること。 |
12. | 意思決定プロセスの諸段階 | ウェブスター=ウィンド、ディビス=リゴー等の文献を読んでくること。 |
13. | 知識構造と関与水準の分析 | ウェブスター=ウィンド等の文献を読んでくること。 |
14. | 「選択」と「偶然」と「運命」の三元連立方程式 | 関与研究、知識研究に関する文献を読んでくること。 |
15. | 全体のまとめ | 最終レポートの提出 |
・ | 事前にアポイントを取得上、研究室で対応する。 |