Y0082800

空間デザイン基礎

Basic Spatial Design

開講部

デザイン工学部

開講学科

デザイン工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

共通専門

講義区分

講義
教授谷口大造この授業の2013年度のアンケートを参照

授業の概要

空間とは何か?
この単純な問い掛けに古今東西の建築家たちは膨大な時間を掛け、様々な回答を提出してきた。
自然の造形や美術作品を始め、過去から現在の建築や集落などの実例などを基に、人々の生活に関わる建築空間とデザインの基本的な成り立ちを学ぶことで、建築的な視点を養うことを目的としている。
この授業では人間の行為や歴史的・文化的・社会的問題から、空間の単位、寸法など基本的な構成に関わるものまでをキーワードとして取り上げ、空間デザインに対する基本的な考え方と方法を学んでもらう。

達成目標

1.空間デザインの基本的な考え方を理解すること
2.建築や都市の空間的な成り立ちを理解すること
3.有名な建築家や建築作品を覚えること

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.「空間デザインとは何か」 建築を考える準備と参考文献の紹介シラバスの内容を確認すること
2.「視ることと考えること」授業終了前に指示する
3.「空間とは何か」1人を取り巻く空間授業終了前に指示する
4.「自然の造形」 自然が作る造形美授業終了前に指示する
5.「建築家なしの建築(Architecture Without Architects)」(1)(ヴァナキュラーな建築)授業終了前に指示する
6.「建築家なしの建築(Architecture Without Architects)」(2)(ヴァナキュラーな集落)授業終了前に指示する
7.「空間デザイン」の実例紹介とその分析1授業終了前に指示する
8.「建築を形作るもの」(1)(線材で構成する空間)授業終了前に指示する
9.「建築を形作るもの」(2)(積上げる空間)授業終了前に指示する
10.「建築を形作るもの」(3)(塑像的な空間)授業終了前に指示する
11.「建築を形作るもの」(4)(膜で出来た空間)授業終了前に指示する
12.「建築を形作るもの」(5)(要素の組み合わせ)授業終了前に指示する
13.「空間とは何か」(2) 環境によって変化する空間授業終了前に指示する
14.「空間デザインとは何か、ふたたび」これからの建築のあり方授業終了前に指示する
15.「空間デザイン」の実例紹介とその分析2授業終了前に指示する

評価方法と基準

授業毎に提出する小レポート:100%

教科書・参考書

教科書: 「建築のかたちと空間をデザインする」 フランシスD.K.チン著 太田邦夫訳 彰国社
参考書:「建築家なしの建築」B.ルドフスキー著 渡辺武信訳 SD選書 鹿島出版会

履修登録前の準備

教科書または参考書を一読しておくこと

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後30分、研究室にて

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Sun Apr 06 07:23:39 JST 2014