D0092900

化学工学2

Chemical Engineering 2

開講部

工学部

開講学科

応用化学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授野村幹弘この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

反応操作は分離操作に並び化学プロセスの最も重要な部分である。反応操作および反応装置の設計に関する基礎的な能力を修得する。

達成目標

1.化学工学量論、化学平衡、移動現象論を理解している。
2.化学反応器の基礎を理解している。
3.様々な反応器の概念を理解している。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.化学工学概論
授業全体のアウトラインを示すとともに、化学工学の概念を説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
2.反応装置の種類
均一反応、不均一反応を中心に、様々は反応器について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
3.温度と反応速度1
活性化エネルギーについて説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
4.温度と反応速度2
化学工学量論として、熱収支について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
5.濃度と反応速度1
エンタルピーの概念について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
6.濃度と反応速度2
Langmuir-Hinshelwood機構など、複数の分子が関与する反応について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
7.反応装置1
回分式反応器の設計を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
8.反応装置2
Levenspiel plotなどにより、反応器体積の計算を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
9.反応装置3
逐次反応など複数の反応が関与する事象について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
10.律速過程
律速段階として、反応律速、拡散律速について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
11.反応と拡散
Knudsen拡散など物質の移動現象について説明を行う
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
12.期末試験および解説
試験および解説により、理解内容を確認する。
試験範囲を復習すること。
13.応用化学実験プレビュー1
応用化学実験で取り扱う蒸留について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
14.応用化学実験プレビュー2
応用化学実験で取り扱う流動について説明を行う。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。
15.まとめ
これまでの授業を総括し、各単元の理解を深める。
授業用パワーポイントスライドを読んでくること。

評価方法と基準

課題40%、期末試験60%の合計(100点満点)を評点とする。評点が60点以上のものを合格とする。

教科書・参考書

教科書
反応工学 小宮山宏著 培風館(試験時に持ち込み不可)


参考書
アトキンス 物理化学要論 第4版 東京化学同人
橋本健治 ベーシック化学工学 化学同人

履修登録前の準備

化学工学1の履修が望ましい

学習・教育到達目標との対応

1.(A)確かな基礎と化学の専門知識に基づいて問題を解決する。

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後講師室にて、質問を受け付ける。
研究室(豊洲校舎)を訪ねてもよい。事前にアポイント必要

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Fri Sep 19 12:34:19 JST 2014