水理学1 |
Hydraulics 1 |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 土木工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
教授 | 菅和利 | ![]() |
1. | 河川での流速分布則とそれを用いた流量計算ができる。 (授業計画の1〜3に対応) |
2. | 平均流速公式の意味と応用方法を理解し、具体的な問題を解くことができる。 (授業計画の4〜5に対応) |
3. | 流れの性質、流れの分類とそれぞれの取り扱い方を理解することができる。 (授業計画の6〜7に対応) |
4. | 開水路急変部での流れを比エネルギーと比力則で理解し、急変部での水面形が計算できる。 |
5. | 一様断面の水面形の簡単な計算が出来る。 (授業計画の13〜14に対応) |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 抵抗を構成する水理量 (抵抗を表す抵抗係数、マニングの粗度係数、摩擦速度など) | 教科書「水理学演習ノート」147-152ページを予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
2. | 流れの性質 (層流と乱流、Reynolds数、Froude数、常流,射流、限界水深) | 教科書「水理学演習ノート」70、175-176ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
3. | 流速の対数分布則 (Reynolds応力と混合距離、対数分布則、相当粗度、粘性底層) 課題1 対数分布則を理解するためにグラフ作成 | 教科書「水理学演習ノート」147-152ページ予習 Reynolds応力に関する資料を事前に配布するので予習すること。微分方程式から対数分布側を導く課題を宿題とする |
4. | 対数分布則から平均流速公式を導く (水理学的滑面、粗面、対数分布則の積分、平均流速公式、流量の測定方法) | 教科書「水理学演習ノート」147-152ページ予習 Reynolds応力に関する資料を事前に配布するので予習すること |
5. | 経験的な平均流速公式 (対数分布則と平均流速公式、Manning,Chezyの公式、Manningの粗度係数) 課題2 断面分割での流量計算 | 教科書「水理学演習ノート」157-162ページ予習 対数分布式の粗度についての資料を事前に配布するので予習すること。 授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
6. | 流れの分類 (定常流、非定常流、等流、不等流、Manning式と等流水深、エネルギー勾配) | 流れの分類についての資料を事前に配布するので予習すること |
7. | 比エネルギー則 (Bernoulliの定理と比エネルギー、限界水深の定義) | 教科書「水理学演習ノート」177-188ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習 |
8. | 局所的な流れ(比エネルギー) (水路床の変化と水深変化、水路幅の変化と水面形) | 教科書「水理学演習ノート」193-196ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
9. | 限界水深と支配断面 (堰を越える流れ、フルード数と常流・射流) Short Test 1を実施 | 教科書「水理学演習ノート」177-188ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
10. | 開水路急変部の流れ(1) (運動量の保存則と比力則、跳水現象と共役水深、比エネルギー図と比力図) | 教科書「水理学演習ノート」189-192ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
11. | 開水路急変部の流れ(2) (跳水現象とエネルギー損失、副ダム、比力差とゲートにかかる圧力) | 教科書「水理学演習ノート」209-217ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
12. | 比力と比エネルギーの総合演習 (ゲートからの流出流量、堰を越える流量、ゲートに働く圧力、跳水現象と共役水深、エネルギー損失、副ダム高さ) Short Test 2を実施 | 教科書「水理学演習ノート」213-218ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
13. | 開水路漸変流の水面形の基礎式 (エネルギー保存則と水面形) | 教科書「水理学演習ノート」197-208ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
14. | 一様幅水路の水面形の計算 (支配断面、限界水深、堰を超える水深、流量) 課題3 下流の堰高を変えた水面形の計算 | 教科書「水理学演習ノート」197-208ページ予習し、授業後にはこのページにある問題を自分で解く復習をすること |
15. | 堤防の高さはどうやって決めるのか | 事前に資料を配布するので予習しておくこと |
16. | 総合演習 | 資料を当時配布 |
1. | D:土木材料系、構造工学系、地盤工学系、水工学系、土木計画系、土木環境系の専門基礎知識を体系的に習得する |
・ | 月曜日の授業時間前の休み時間に専門講師室にて。また、メールでの質問も歓迎である。 |