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土木実験1

Experiments in Civil Engineering 1

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授業の概要

「授業の概要」
材料、土質及び水理に関する基礎的な実験を行い、それぞれの分野の基礎知識をより明確に把握させると共に、諸実験の測定方法を習得させることを目的とする。現象を視覚的に理解し、自ら測定値を検証して、それぞれの分野の理論的理解を助ける。
「到達目標」
測定データの分析および解析から理論モデル化の正当性を学び考察と各班ごとの討議より得られた結果を各個人が報告書を作成して、期限内に提出する。

達成目標

1.測定の方法、データの意味と整理の仕方、基礎理論を検証できる
2.実際の建設現場で利用されていることを理解し、講義の内容を補完できる
3.報告書等を期限内に提出し、社会の規律を守ることができる

授業計画

1.ガイダンス
 2011年度は4/13(水)14:40〜 教室棟406教室にて実施
2.材料関係:セメントに関する試験
  ・フローの測定
  ・曲げ強さの測定
  ・圧縮強さの測定
3.材料関係:骨材に関する試験
  ・比重の測定
  ・粒度の測定
  ・含水状態の測定
4.材料関係:鋼材に関する試験
  ・降伏点の測定
  ・引張強さの測定
  ・伸びの測定
5.水理関係:流れを視覚的に捉える
  ・層流と乱流
  ・Reynolds数と乱流、層流
  ・ダムを越える流れと跳水現象
6.水理関係:管水路、開水路の流速分布と抵抗
  ・管水路の摩擦損失と流量
  ・開水路の流速分布と摩擦抵抗
  ・対数分布則、等流速線
7.水理関係:移動床と洗掘、開水路の水面形
  ・蛇行河川の砂移動
  ・橋脚周辺の洗掘
  ・断面変化と水面形
8.土質関係:粒度試験
  ・土粒子径の分布
  ・土の工学的分類
  ・土のコンシステンシー
9.土質関係:液性・塑性限界試験
  ・含水状態と土の性質
  ・
10.土質関係:突固め試験
  ・最大乾燥密度と最適含水比
11.材料関係の実験報告書の作成
12.水理関係の実験報告書の作成
13.土質関係の実験報告書の作成
14.提出と討論、チェック
15.提出と討論、チェック

評価方法と基準

評価は実験への出席とレポート提出で行い、実験態度(50%)・実験レポート(50%)をそれぞれ50点満点とし、60点以上を合格とする。
実験出席とレポート提出はセットである。

教科書・参考書

・土質実験指導書 地盤工学会編集
・土木材料実験指導書 土木学会編集
・水理実験指導書 水圏環境研究室作成
最初のガイダンスで指示します。

履修登録前の準備

地圏の科学、土質力学・1,2
材料の工学、マテリアルデザイン、コンクリート構造1
流れの力学、水理学・1,2、水工学

学習・教育目標との対応

1.E:実験を通して土木工学分野における基礎理論の理解を深めるとともに、実験結果を解析、考察、説明する能力を身につける

オフィスアワー、質問・相談の方法

それぞれの実験授業中

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Fri Sep 19 12:36:11 JST 2014