パターン認識 |
Pattern Recognition |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 情報工学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
講師 | 麻田治男 | ![]() |
1. | パターン認識システムを設計することができる。 |
2. | 学習の概念を理解して実装することができる。 |
3. | パターン認識の実用状況を理解する。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | パターン認識とは何か ・パターン認識の目的 ・身近なところにある応用例 | 教科書第1章1.1を通読する |
2. | パターン認識システムの構成と識別原理 ・最近傍法(NN法) ・単純類似度法 | 教科書第1章の残りと第4章p35-p40を予習 |
3. | 線形識別関数法 ・パーセプトロンの学習規則 ・区分的線形識別関数 ・k-NN法 | 教科書第4章p40-p47を予習 |
4. | 誤差評価に基づく学習方式 ・最急降下法 ・Widrow-Hoffの学習規則 | 教科書第5章p53-p58を予習 |
5. | PC演習(1) ・表計算ソフトの使用法 ・パーセプトロン学習規則の実装 | 事前に配る表計算ソフトの例題を解いておく |
6. | PC演習(2) ・表計算ソフトによるWidrow-Hoffの学習規則の実装 ・wavesurferによる自分の音声の解析 | Widrow-Hoffの学習規則を復習し、Wavesurferの説明書を予習しておく |
7. | パターン認識システムの設計 ・前処理、特徴抽出、標本化、正規化 | 教科書第2章と第3章を予習 |
8. | 重要事項の確認と中間試験および解答の解説 | これまでのすべてを復習 |
9. | 統計的手法(1) ・ベイズ決定則 ・マハラノビスの距離による認識 | 教科書第7章と事前に配るマハラノビスの距離の資料を予習 |
10. | 統計的手法(2) ・部分空間法 ・KL展開 ・複合類似度法 | 事前に配る行列の固有値についての資料を予習 |
11. | PC演習(3) ・マハラノビスの距離による識別実験 ・部分空間法による識別実験 | マハラノビスの距離の資料と部分空間法を復習 |
12. | クラスタリングとニューラルネットワークの学習 | 事前に配るクラスタリングのテキストと教科書第6章p71-p80を予習 |
13. | 連続音声認識システム ・音響モデルと言語モデル ・音響モデルの作り方、使い方 ・HMM(隠れマルコフモデル) | 教科書9章と10章を予習 |
14. | パターン認識システムの実例(バイオメトリック認証) ・顔認証 ・指紋認証 ・静脈パターン ・虹彩認証 ・バイオメトリック認証の性能評価 ・バイオメトリック認証の脆弱性 | 事前に配るテキストを予習 |
15. | 重要事項のまとめと期末試験 | これまでのすべての復習 |
・ | 講義終了後および電子メール |