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プレゼンテーション入門

Presentation (Introductory lesson)

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教授春日伸予この先生のアンケート一覧を参照

島野秀教この授業の2012年度のアンケートを参照
講師鈴木節子

授業の概要

プレゼンテーションとは、自分の意見や気持、あるいは情報などを、言葉と言葉以外の手段により相手(聴衆・受け手)に伝えて、注意を喚起し、興味を沸かせ、理解させ、合意させることである。そのためには、伝えたい内容を整理吟味し、分りやすく組み立て、効果的な方法で表現することが必要である。本授業は、そうしたプレゼンテーションの基本的な技術の指導を受けながら、実際に実演することによって、自分の考えを適切に表現し、伝える能力を身につけることを目標としている。

達成目標

1.自分の伝えたいことを分り易くまとめる能力を身につけている。
2.自分の伝えたいことを分り易く表現し伝達する方法を理解している。
3.相手(聴衆)を説得する表現力を身につけている。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.社会生活とコミュニケーション
 コミュニケーションの重要性
コミュニケーション一般の実例を考えておく
2.プレゼンテーションの定義と意義
 プレゼンテーションの必要性
シラバスをよく読んで理解しておく
3.プレゼンテーションの準備(1)
 内容・構成の検討(何を訴えるか)
プレゼンテーションで訴えたいテーマを考えておく
4.プレゼンテーションの準備(2)
 方法・手段の検討(どのように訴えるか)
自分のテーマを短い文章でまとめておく
5.プレゼンテーションの実行(1)
 効果的なプレゼンテーションと事例
身の回りで、参考になるプレゼンテーションの事例を探しておく
6.プレゼンテーションの実行(2)
 話し方の基本練習(声の出し方、姿勢、表情、抑揚、間)
大きな声を出す練習をしておく
7.プレゼンテーションの演習(1)
 課題の決定と演習のための指針
第4回授業をもとに、テーマを絞り込んでおく
8.プレゼンテーションの演習(2)
 内容の準備(原稿・映像の作成、リハーサルなど)
授業時間外も準備を行う
9.プレゼンテーションの演習(3)
 各個人の発表(1回目)と個別評価・講評
準備の継続、発表の練習をしておく
10.プレゼンテーションの演習(4)
 各個人の発表(1回目)と個別評価・講評
準備の継続、発表の練習をしておく
11.1回目の総評と2回目の発表の準備
1回目の発表ビデオ鑑賞と2回目の発表
のための指針について
自分の発表の自己評価をしておく
12.プレゼンテーションの演習(5)
各個人の発表(2回目)と個別評価・講評
2回目発表の準備と練習をしておく
13.プレゼンテーションの演習(6)
各個人の発表(2回目)と個別評価・講評
2回目発表の準備と練習をしておく
14.2回目発表の総評とレポート作成準備
2回目発表のビデオ鑑賞とレポート課題
の提示
自分の発表の自己評価をしておく
15.レポート仕上げと総括 レポートを仕上げて提出できるように準備しておく

評価方法と基準

発表50%+課題に基づくレポート35%+授業中の提出物15%の評価割合として、総合得点が60%以上を合格とする。
ただし、欠席回数が6回以上になった時点で評価を受ける資格を失う。また、授業への積極性が極端に低い場合は減点対象となる。

教科書・参考書

教科書は使用しない。

 参考書:「マッキンゼー流プレゼンテーションの技術」ジーン・セラズニー著 数江
 良一、菅野誠二・大崎朋子訳(東洋経済新報社)「パワー・プレゼンテーション −
 説得の技術」ジェリー・ワイズマン著 グロービズ・マネジメント・インスティテュ
 ート訳(ダイヤモンド社)

履修登録前の準備

シラバスを読み授業の意義と概要を理解しておくこと。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(A-1)文化・芸術・歴史・国民性などに基づいた大局的な視野に立って,機械工学と社会の関わりやエネルギー・環境問題を考察することができる.

学習・教育目標との対応(機械機能工学科)

1.(G)技術的な討議や情報交換等のコミュニケーションが行える知識を習得する (1) 日本語による技術者としてのコミュニケーション能力 (2) 英語による基礎的なコミュニケーション能力

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(C)常に自己研鑽を怠らず継続的な自己啓発を行う。

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.F1:技術的資料や報告書を作成し、効果的に発表・討論できる。

学習・教育目標との対応(土木工学科)

1.I:論理的な技術文章の作成能力、プレゼンテーションやディスカッションなどのコミュニケーション能力および英語による基礎的なコミュニケーション能力を身につける

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業前後講師室にて。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Fri Sep 19 12:45:59 JST 2014