生体力学 |
Biomechanics |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 機械機能工学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
准教授 | 山本創太 | ![]() |
1. | 生体の力学解析に必要な,連続体力学,材料力学,流体力学,機械運動学を理解する. |
2. | 力学的観点からみた生体の特性,機能を理解する. |
3. | 生体の特性,機能の力学的解析手法を理解する. |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | 生体力学概論 生体の特性,機能の力学的観点からの俯瞰 | 自分の身体の機能,特性を力学的にどのように説明できるか,考える. |
2. | 変形・ひずみの概念 基準配置・現配置の概念 | 材料力学のひずみの概念をよく復習する. |
3. | ひずみテンソルの定義 | 基準配置・現配置の概念をよく復習し,理解しておく. |
4. | 速度の概念 | 材料力学のひずみの概念をよく復習する. |
5. | 応力の概念 | 材料力学の応力の概念をよく復習する. |
6. | 応力テンソル | 応力の概念および基準配置・現配置の概念をよく復習し,理解しておく. |
7. | 応力速度 主応力・不変量 | 応力テンソル,速度の概念をよく復習し,理解する.さらにマトリクスの回転,対角化について調べる. |
8. | 場の方程式について | 力学の基礎等で学んだ運動方程式の概念をよく復習する. |
9. | 中間試験 生体挙動の力学的解析の概念について | 生体組織の力学特性とそれを表現する連続体力学に関する総復習. |
10. | 生体流体力学1(特別講師による講義) ・生体内の流れ現象について | 指定参考図書等により,循環系の機能について調べる. |
11. | 生体流体力学2(特別講師による講義) ・生体内流れへの流体解析の適用 | 血流に関する生体医工学的研究について調べる. |
12. | 生体組織の力学1 ・生体の構成と構造について ・生体組織の変形挙動 | 指定参考図書等により,生体がどのような材料から成り立っているかを調べる. |
13. | 生体組織の力学2 ・生体組織の変形挙動を表現する力学モデル ・生体組織のリモデリング・機能的適応 | 指定参考図書等により,生体組織の変形挙動を表現する力学モデルと,生体組織固有の能動的変化について調べる. |
14. | 身体運動学 | 自分の身体の動き方をよく観察し,能動運動するリンク系の運動を分析する. |
15. | 期末試験 講義の総括 | 生体流体力学,身体運動学に関する総復習. |
1. | (D)技術・工学の根幹をなす「物質」,「エネルギー」および「情報」を基盤とした機械工学の基礎的な知識と応用能力を習得する (1) 力学,材料力学,熱力学,流れの力学の基礎 (2) 多く (17科目以上) の専門科目の習得 |
・ | 木曜日15時から17時 研究室にて |