H0902030

維持管理工学

Maintenance management Engineering

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授伊代田岳史この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

公共事業の本質・歴史や建設マネジメントを概略した上で、今後さらに拡大するといえる社会資本ストックの維持管理手法について、コンクリート構造物を例にとり概説する。社会にでて需要が増加すると考えられる維持管理を理解させる。

達成目標

1.公共事業の本質や歴史を理解できる。
2.維持管理手法について理解し応用できる能力を身につける
3.非破壊試験による診断を理解できる

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.公共事業と社会資本(導入)
  講義の進め方、公共工事の概説
マテリアルデザインの講義ノートを復習する
2.公共事業の変遷と諸外国との比較
  日本とアメリカの比較による公共事業の取扱いについて
前回の講義ノートを一度読んでくる
3.公共事業の歴史 ビデオ観賞
  日本の公共事業の整備の歴史を映像で確認
前回の講義ノートを一度読んでくる
4.社会資本整備マネジメント(建設マネジメントシステム)
  建設マネジメント論について簡単に触れる
前回の講義ノートを一度読んでくる
公共事業に関する新聞記事を一つ探してくる
5.社会情勢と公共事業
  少子高齢化や資金調達の困難さと公共工事について
  【議論】
社会問題化されている少子高齢化について、新聞や雑誌を読んでくる
6.社会ストックとフロー【維持管理の増大】
  今後さらに増加すると想定される維持管理の重要性
  アセットマネジメント
維持管理の重要性について自分の考えをまとめてくる
7.維持管理手法(コンクリート構造物を例に)前回の講義ノートを一度読んでくる
8.非破壊検査
  非破壊検査の現状と分類
前回の講義ノートを一度読んでくる
9.非破壊診断(1)
  機材のデモンストレーションとともに
前回の講義ノートを一度読んでくる
10.非破壊診断(2)
  機材のデモンストレーションとともに
前回の講義ノートを一度読んでくる
11.補修・補強(1)
  実際に行われている補修技術の紹介
前回の講義ノートを一度読んでくる
12.補修・補強(2)
  実際に行われている補強技術の紹介
前回の講義ノートを一度読んでくる
実際に行われた維持管理の現場を一つ見つける
13.環境負荷低減技術
  土木と環境問題について
社会問題化されている環境問題について新聞や雑誌の記事を読んでくる
14.海外戦略と展望
  今後のフィールドとして考えられる海外事業への展望
  【議論】
海外事業についての自分なりの考えをまとめてくる
15.期末試験とその解説これまでの講義ノートを復習してくる

評価方法と基準

講義の中で与えるレポート課題と講義と議論への積極性により成績を付与する

教科書・参考書

講義ノート
講義内で紹介する

履修登録前の準備

材料の工学、マテリアルデザイン、土木実験を履修している事が望ましい

学習・教育目標との対応

1.G:土木工学における現実の問題について、工学および専門基礎知識を用いて理解・解決する能力を身につける

オフィスアワー、質問・相談の方法

月〜金の9:00-17:00:豊洲09R32

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合40%)

最終更新 : Sun Apr 06 07:20:14 JST 2014