Y0021400

図学

Descriptive Geometry

開講部

デザイン工学部

開講学科

デザイン工学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

共通専門

講義区分

演習
講師植木忠博この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の概要

〔教育目的〕
図学は、3次元の空間図形(点・線・面およびこれらで構成された立体)を、2次元である平面上に表示する方法で、工学上の製図にとって不可欠の基礎知識として学ばれる。
図学において、空間図形を平面上に表示するために、投影の手段を用いる。図学の投影図は、原図形の図形的・計量的性質が同時に完全に表わされるものである。投影によって得られた2次元の投影図(幾何学的感覚)より、三次元的立体観の確立を目的としている。
〔方針〕
二次元、三次元相互の自由な変換能力がエンジニアには必要であり、この基本的能力を涵養することが図学の目的である。

達成目標

1.立体図形を平面図形に変換できる。
2.平面図形を立体図形に変換できる。
3.平面図学の基本作図法ができる。
4.投影法の種類を理解できる。

授業計画

1.プロローブ
 図学の歴史、製図との関連、用具、用具の使い方、線の種類と使い分け、授業方法
教科書 P.1 P.165〜171.予習
2.平面図学1
基本事項.円錐曲線.渦巻き線
教科書 P.8〜P.26 配布プリントの予習
3.平面投影1
 投影とは.投影の種類と分類.
 投影面の名称と表示投影図の表示
教科書P.1〜P.7 P.123 予習
4.平面投影2
 第3角法と第1角法
 両投影法の相違.基本主投影
 第3角法による点、線.平面.立体の表示
教科書P.27〜P.32 P.125〜P.126 予習
5.平面投影3
 第3角法による投影演習  
 立体図により平面図への変換
平面投影1〜2の復習
6.単面投影1
 単面投影の種類、方法
教科書P.33〜P.46 予習
7.単面投影2
 単面投影の基礎演習
教科書P.33〜P.46 予習、平面投影1 〜 単面投影2の復習
8.平面
 表示法、直線視図、傾角、直線と平面の交点
 二平面の交線.二平面の交角
教科書P.47〜P.51予習
9.立体
 直円錐、直円柱、斜円錐
 斜円柱、角柱、角柱の副投影
教科書P.57〜P60予習
10.交点
 2平面の交線、直線と多面体の交点・直線と角柱の交点。
 直線と円柱の交点、直線と円錐の交点
教科書P.57〜P.60予習
11.立体の切断
  ・立体の切断面
  ・円柱の切断面、円錐の切断面
教科書P.78〜P.85予習
12.相貫及び相貫体1
  ・相貫とは、多面体と多面体の相貫、3角柱と三角柱の相貫
  ・円柱と円柱の相貫.円柱と角錐の相貰.円錐と角柱
教科書P.86〜P.99予習
13.相貫及び相貫体2
 円柱と円柱の相貫、円柱と角錐の相貰、円錐と角柱
教科書P.86〜P.99予習
14.平行投影
 正投影、軸測投影、斜投影
教科書P.123〜P.131予習
15.試験の説明,試験
演習問題の復習を行っておくこと。

評価方法と基準

演習40点および試験60点総合100点で合計60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:岩井・石川・喜山・佐久田「基礎応用 第三角法図学」 森北出版
その他 製図・図学関係の図書

履修登録前の準備

教科書を購入しておくこと

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後
携帯電話の通話可能な時
電子メール

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Thu Oct 22 07:06:40 JST 2015