Y0133050

モーションコントロール

Motion Control

開講部

デザイン工学部

開講学科

デザイン工学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授島田明この授業の2015年度のアンケートを参照

授業の概要

モーションコントロールは運動制御を意味する英語をカタカナ表記したものである。ことばの意味はたいへん広いが、本講では電動モータで駆動するロボット等の機械システムの運動制御に的を絞り、総合的かつ実践的な制御技術を学ぶ。すなわち、計測制御で学んだセンサや、メカトロニクスで学んだ内容を活かし、並行して学ぶロボティクスの知識と補完し合って、実践的な制御法を身につける。具体的には、現代制御理論、外乱オブザーバ、オペアンプの基礎を学ぶ。

達成目標

1.現代制御理論による簡単な制御系設計ができる
2.外乱オブザーバの簡単な設計ができる
3.オペアンプ回路の設計ができる

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.ガイダンス: モーションコントロールとは? モーションコントロールの意味を調べる
2.現代制御理論の基礎:状態方程式 状態方程式を教科書で予習しておく
3.状態フィードバック制御 状態フィードバックについて予習しておく
4.座標変換と極配置法 座標変換と極配置法について予習しておく
5.LQ制御 LQ制御について教科書を読んでおく
6.オブザーバ設計法 オブザーバについて予習しておく
7.外乱オブザーバ設計法 外乱オブザーバについて予習しておく
8.サーボ系設計法 サーボ系について予習しておく
9.オペアンプ回路の基礎 オペアンプについて調べておく
10.各種増幅回路の設計法 反転増幅回路について調べておく
11.微分回路・積分回路とコントローラ設計 微積分回路について調べておく
12.ACサーボモータの基礎 ACサーボモータについて調べておく
13.αβ変換とdq変換 各種変換について調べておく
14.ベクトル制御法 ベクトル制御について調べておく
15.試験及びまとめ 総復習しておく

評価方法と基準

レポート及び試験。

教科書・参考書

島田明編著: 電気学会 EEテキスト モーションコントロール(オーム社)

履修登録前の準備

計測制御工学、メカトロニクスを履修済みであることが望ましい。

オフィスアワー、質問・相談の方法

空いていればいつでも。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Oct 22 07:09:14 JST 2015