40101600

線形代数1

Linear Algebra 1

開講部

デザイン工学部

開講学科

デザイン工学科

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

共通・サイエンス

講義区分

講義
講師佐藤義隆この授業の2015年度のアンケートを参照
教授山澤浩司この授業の2015年度のアンケートを参照
講師堀内史朗この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の概要

線形代数は、理工系諸分野の数学の基礎となるばかりでなく、広く社会科学やその他の分野にも応用され、大学における数学の基礎的科目として必須である。線形代数は、数の集合を始めとして、他の集合に対しても同一の概念でとらえた線形空間と、比例式を一般化した、線形空間から線形空間への線形写像の概念を含んでいる。線形代数1では、線形空間の例として行列の集合を考え、次の達成目標を置く。

達成目標

1.行列の計算ができる。
2.連立一次方程式を消去法、クラメルの公式で解くことができる。
3.正則行列の逆行列を求めることができる。
4.行列式の値を求めることができる。
5.ベクトルの1次独立、基底、次元を理解できる。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.行列と行列の基本計算 教科書 p.1-p.8を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
2.正則行列、行列の分割表示による計算法 教科書 p.8-p.14を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
3.行列式の基本性質 教科書 p.17-p.26を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
4.行列式の展開 教科書 p.27-p.34を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
5.空間ベクトルの外積 教科書 p.35-p.37を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
6.連立1次方程式の解法(クラメルの公式、消去法1) 教科書 p.42-p.44を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
7.連立1次方程式の解法(消去法2) 教科書 p.44-p.53を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
8.中間試験および試験問題解説 中間試験範囲を復習する
9.逆行列の計算 教科書 p.53-p.55を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
10.ベクトル空間、部分空間 教科書 p.59-p.62を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
11.ベクトルの1次独立と1次従属 教科書 p.62-p.66を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
12.基底、次元、基底の変換 教科書 p.66-p.72を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
13.行列の階数 教科書 p.72-p.76を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
14.線形写像の基本性質 教科書 p.79-p.86を通読し、授業後に復習し、問、例題を解いて理解を深める
15.期末試験および試験の講評 試験準備

評価方法と基準

レポート40%、期末試験60%を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:「線形代数の基礎」、河原雄作、他著、共立出版
参考書:大学生の線形代数、江川博康著、東京図書

履修登録前の準備

特になし

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後30分、講師室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Oct 22 07:09:19 JST 2015