電気機器基礎 |
Principle of Electrical Machine |
開講部 | デザイン工学部 |
開講学科 | デザイン工学科 |
開講学年 | 2年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 共通・エンジニアリング |
講義区分 | 講義 |
教授 | 石橋文徳 | ![]() |
1. | 磁界、電流と磁気の関係などについて、説明できる。 |
2. | フレミングの法則、磁気回路、鉄の磁化、電磁誘導などについて数式などで説明できる。 |
3. | 電磁力の発生について図や数式で説明できる。 |
【授業計画】 | 【授業時間外課題(予習および復習を含む)】 | |
1. | ガイダンス、教科書や参考書の紹介、全体の予定。 電磁気の基礎 磁気現象、磁界、電流による磁界および透磁率などの 磁気の基本的な事項。 | 高校の物理の電気の所を復習しておくこと。 |
2. | 電流と磁界 磁気回路と電気回路、鉄の磁化(B−Hカーブ)、 鉄損、電磁鋼板。ギャップ付磁気回路。 | 磁界の基本原理の理解と 電気回路の理解。 |
3. | 電流と磁界 電磁誘導、フレミングの右手の法則、誘導起電力、自 己インダクタンス、相互インダクタンス。 | 電気回路と磁気回路の確認。 |
4. | 電磁力、交流と直流、フレミングの法則、エネルギー変換。ファラデーの法則。電圧と磁束波形。 | 電磁誘導とインダクタンスの数式理解。 |
5. | 速度起電力と変圧器起電力 平等磁界中のコイルの回転による発生電圧。 | 交流と直流の理解。電磁力の発生 |
6. | 電磁トルクの発生 コイルに発生するトルク。単極発電機の計算。 | エネルギーの変換の物理的な理解。。 |
7. | 中間試験および試験の解説。 第1〜6回の内容を試験する。 | 今まで学んだことを復習しておくこと。 |
8. | 磁気回路エネルギー ギャップを有する磁気回路。ギャップと鉄心などの磁気 回路に蓄積されるエネルギー 。 | 磁気回路の基本の予習。 |
9. | 電気⇔機械エネルギー変換の基礎 磁気エネルギーと電磁力の関係式、直線運動と回転運動、例題による数値計算。 | 磁気エネルギーと磁気随伴エネルギーの理解。 |
10. | 直流電磁力と交流電磁力 例題8と例題9による数値計算。 | 電磁力発生のプロセスの理解。 |
11. | モータの基礎(1) 直流の電磁力(例題10)、直流磁束と交流磁束、電気角と機械角、鉄とギャップの磁気回路 | 磁気回路について復習しておくこと。 |
12. | (モータの基礎2) 電気機器におけるブラシと電圧やトルクの関係、温度上昇、モータの試験。 | インダクタンス計算の理解。 |
13. | 各種モータの特性 誘導モータやブラシレスDCモータの特徴や特性について解説する。 | 身の回りモータについて調べておること。 |
14. | 期末試験とその解説 | 中間試験以降学んだことを復習しておくこと。 |
15. | 各種モータ、試験の返却 ステッピングモータなどの特徴や特性などについて解説する。 | 電磁機器について調べておくこと。 |
・ | ・授業終了後30分。講師控室にて。 ・月、木 豊洲電気工学科 下村研究室にて。 ・E−MAIL=ishif@sic.shibaura-it.ac.jp |