J0230200

建築設計計画論

Theory of Architectural Planning and Design

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授郷田修身この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

ひとつの建築を完成させるためには、様々な検討と決定が必要である.建築のかたちにはどのようなものがあり、それがどのように組 み合わされ、全体としてどのような要求に応えているのかについて考えることにより、建築計画の意義と必要性について理解する.講 義前半では建築の中でもっとも身近な存在である住宅建築について、平面、断面、開口部、仕上げ等の計画と設計手法について解説す る.講義後半では、公共施設の中から学校建築を取り上げその計画と設計手法について解説する.

達成目標

1.日常的に建築に興味を持って、デザインを観る習慣、語る習慣を身につける.
2.建築の完成プロセスの各段階で必要な検討項目について考え、理解する.
3.建築をかたちづくる要素(建築言語)とそのまとめ方(建築手法)について考え、理解する.

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.建築の設計と計画1
・建築作品をどのように読み解くか.
・図面の見方、資料の読み方、建築見学の仕方.
配布テキストの該当個所の予習
2.建築の設計と計画2
・企画と調査、基本計画と設計、監理等、建築完成プロセスの解説
・各段階での検討事項の理解
配布テキストの該当個所の予習
3.住宅建築の設計と計画1
・住宅建築で何を提案するのか.
配布テキストの該当個所の予習
4.住宅建築の設計と計画2
・住宅建築の配置計画と平面計画
配布テキストの該当個所の予習
5. 住宅建築の設計と計画3
・住宅建築の断面計画ー様々な断面計画
配布テキストの該当個所の予習
6.住宅建築の設計と計画4
・住宅建築の断面計画ー各種構造と断面計画の関係
配布テキストの該当個所の予習
7.住宅建築の設計と計画5
・住宅建築の開口部の設計
配布テキストの該当個所の予習
8.住宅建築の設計と計画6
・住宅建築の外部仕上げと内部仕上け
配布テキストの該当個所の予習
9.住宅建築の設計と計画7
・住宅建築の構法と環境計画
・住宅建築の外部空間設計
配布テキストの該当個所の予習
10. 学校建築の設計と計画1
・学校建築の配置計画と平面計画
配布テキストの該当個所の予習
11.学校建築の設計と計画2
・小学校の空間構成
配布テキストの該当個所の予習
12.学校建築の設計と計画3
・中学校、高校の空間構成
配布テキストの該当個所の予習
13.学校建築の設計と計画4
・学校建築のスケール
配布テキストの該当個所の予習
14. 学校建築の設計と計画5
・学校建築の歴史的変遷
配布テキストの該当個所の予習
15.学校建築の設計と計画6
・学校建築の課題
配布テキストの該当個所の予習

評価方法と基準

講義の最後に授業内容に関連した課題レポートを出題する.レポートを授業内容の理解度と表現能力の観点から採点(満点100)を行 い、平均点で60点以上を合格とする.

教科書・参考書

配布テキストの他、日本建築学会編「コンパクト建築設計資料集成・住居」等、講義の中で紹介する

履修登録前の準備

建築に関心を持ち、見学をする習慣を付けておくこと.2年前期までに専門の必修科目を全て修得していることが望ましい.

学習・教育目標との対応

机上の理論にとどまらず、現実の建築業界が抱える課題についても解説する.

オフィスアワー、質問・相談の方法

授業終了後

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合30%)

最終更新 : Sun Apr 06 07:49:52 JST 2014