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V1420700

線形代数II

Linear Algebra 2

所属する学科・専攻を選択してください
教授江上繁樹
教授亀子正喜
講師永井礼正

授業の概要

「線形代数I」に引き続き、行列と行列式の理論を講義する。先ず、行列式の概念を導入し、その性質を調べることにより、逆行列の公式や連立1次方程式の解に関するクラメールの公式が導かれる。次に、固有値、固有ベクトルが定義され、それに関連して行列の標準形、行列の対角化が議論される。また、固有値問題の振動問題など物理学での扱いも議論される。

達成目標

1.行列式の計算方法を習得すること。
2.逆行列の公式およびクラメールの公式を理解すること。
3.実対称行列の対角化ができること。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.行列式の定義線形代数Iの復習
2.行列式の性質(1)定数倍、行の交換前回内容の復習
3.行列式の性質(2)転置行列の行列式、積の行列式前回内容の復習
4.行列式の展開前回内容の復習
5.応用1 逆行列の公式前回内容の復習
6.応用2 連立1次方程式:クラメールの公式前回内容の復習
7.中間試験と講評第6回までの内容の復習
8.計量ベクトル空間と直交行列(1)正規直交基底前回内容の復習
9.計量ベクトル空間と直交行列(2)直交変換と直交行列前回内容の復習
10.固有値、固有ベクトル前回内容の復習
11.固有空間前回内容の復習
12.行列の対角化(1)実対称行列の対角化前回内容の復習
13.行列の対角化(2)ジョルダン標準形前回内容の復習
14.対角化の応用前回内容の復習
15.期末試験と講評14回までの内容の復習

評価方法と基準

試験の成績とレポートの点数を総合して評価する。

教科書・参考書

第1回目の講義で指示する

履修登録前の準備

特になし

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sun Apr 06 07:54:06 JST 2014