G0665500

電気数学1

Mathematics for Electrical Analyses 1

開講部

工学部

開講学科

電子工学科

開講学年

1年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授六車仁志この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

本講義では,電子工学を学ぶにあたって必要な数学的な基礎知識の習得を目指す。また,基礎科目である「電気回路」,「電気磁気学」との関連性を理解し,電子工学における問題解決に必要な数学的基礎知識を習得することを目的としている。

達成目標

1.電気数学のための基礎(指数関数、対数関数、微分積分、複素数、ベクトル)を理解する。授業計画1〜6に対応。
2.1階微分方程式を理解する。授業計画8〜9に対応。
3.2階微分方程式を理解する。授業計画10〜12に対応。
4.行列を理解する。授業計画13〜14に対応。

授業計画


【授業計画】【授業時間外課題(予習および復習を含む)】
1.電気数学のための基礎(1) 
 指数関数・対数関数
教科書の第1章p17-23を予習。
2.電気数学のための基礎(2) 
 微分
教科書の第1章p26-41を予習。
3.電気数学のための基礎(3) 
 不定積分・定積分
教科書の第1章p42-60を予習。
4.電気数学のための基礎(4) 
 級数展開・ベクトルの基礎
教科書の第1章p63-88を予習。
5.電気数学のための基礎(5) 
 複素数
教科書の第1章p91-99を予習。
6.1〜5回の総復習 教科書の第1章p17-99を予習。
7.中間試験 試験終了後解説 試験範囲:授業計画1〜6、達成目標1について評価。
8.微分方程式(1) 
 1階常微分方程式
教科書の第2章p101-108を予習。
9.微分方程式(2)    
 1階線形微分方程式
教科書の第2章p110-114を予習。
10.微分方程式(3) 
 電気回路への応用
教科書の第2章p114-117を予習。
11.微分方程式(4) 
 2階同次微分方程式
教科書の第2章p118-123を予習。
12.微分方程式(5) 
 偏微分方程式
教科書の第2章p143-153を予習。
13.行列 
 行列・逆行列・行列式・連立一次方程式
教科書の第3章p155-190を予習。
14.8〜13回の総復習 教科書の第2,3章p101-190を予習。
15.期末試験 試験終了後解説 試験範囲:授業計画8〜14、達成目標2〜3について評価。

評価方法と基準

講義中の小テスト20%、中間試験35%、期末試験45%を100点満点に換算し、60点以上を合格とする。中間・期末試験の実施要領:すべて参照不可。座席指定で行う。

教科書・参考書

専門基礎ライブラリー電気数学 金原粲監修 実教出版 ISBN978-4-407-31317-8

履修登録前の準備

高校数学IIICの内容が理解できるようにしておく。
高校の物理が理解できるようにしておく。

学習・教育到達目標との対応

1.(C)自然科学、数学、情報技術の知識を習得し、現象を論理的に考えて理解する能力を身につける。
2.(D)電子工学の専門基礎(数理法則、物理法則)に関する知識と応用する能力を身につける。

オフィスアワー、質問・相談の方法

毎週水曜日(講義日)12:10〜12:50、16:20〜17:00に講師室。この時間以外でも電話、電子メールでの相談は可能。電子メールアドレス: muguruma@shibaura-it.ac.jp

環境との関連

環境に関連しない科目

地域志向

地域志向ではない科目

最終更新 : Tue Sep 15 11:16:16 JST 2015